まるで「ベン・ハー」+「ワイスピ」? 「フッド ザ・ビギニング」圧巻の追走劇公開
2019年10月25日 17:00
[映画.com ニュース] 「キングスマン」シリーズのタロン・エガートンが主演を務め、レオナルド・ディカプリオが製作に名を連ねた映画「フッド ザ・ビギニング」(公開中)の本編映像が公開された。馬を使った迫力満点の追走劇を収めている。
表の顔は領主、裏の顔はフードをかぶった盗賊という2つの側面を持つヒーローがいかにして誕生したのか、という前日譚を紡ぐ本作。イングランドの広大な屋敷に暮らす、若き領主のロビン・ロクスリー(エガートン)は、十字軍に召集され戦地へと赴く。激戦を生きぬき4年後に帰国すると、故郷では自分が戦死したとされており、領地も財産も没収されていた。領民も恋人も失ったロビンは、戦地では敵同士だった最強の戦士ジョン(ジェイミー・フォックス)に導かれ、たった2人で権力への反逆を誓う。
公開されたのは、馬を使ったカーチェイスならぬ“ホース・チェイス”のシーン。執拗に追ってくる敵から逃れるため、馬に乗った状態で街中を駆け抜けるロビンは、大きな馬を巧みに操り、狭い階段を走り抜ける。本作のセカンドユニットを率いたアクション・ディレクターのサイモン・クレーンは「現代的なカーチェイスのスリルやアドレナリンやニアミスを、馬や馬車を使って表現するのが面白かった。『ベン・ハー』と『ワイルド・スピード』を足した感じだ」と、このシーンの迫力を伝えている。