トム・ホランド主演「アンチャーテッド」監督にトラビス・ナイト
2019年10月4日 13:00

[映画.com ニュース] 米ソニー・ピクチャーズがトム・ホランド主演で人気ゲームを映画化する「アンチャーテッド」の監督候補として、「バンブルビー」のトラビス・ナイト監督と交渉を行っていると、米Deadlineが報じている。
プレイステーション用のソフト「アンチャーテッド」シリーズは、トレジャーハンターの「ネイト」ことネイサン・ドレイクの冒険を描くアクションアドベンチャーゲーム。これまでに世界累計4100万枚の売り上げを誇る大ヒットシリーズだ。ソニーは2008年から実写映画版の企画開発をはじめ、これまでにセス・ゴードン、デビッド・O・ラッセル、ニール・バーガーらが監督候補に上がってきた。16年11月に「ナイトミュージアム」シリーズのショーン・レビが監督に就任。ほどなくホランドが主演に決まり、ようやく映画化が本格始動したものの、19年に入ってレビ監督が降板を表明。その後、メガホンを引き継いだダン・トラクテンバーグ監督(「10クローバーフィールド・レーン」)も今夏降板したため、来年上半期のクランクインを目指すソニーは急ピッチで監督を探していた。
白羽の矢が立てられたトラビス・ナイト監督は、ナイキ創始者フィル・ナイト氏の次男で、父が会長を務めるアニメーション工房ライカの社長兼最高経営者を務めている。これまでに「コララインとボタンの魔女」「パラノーマン ブライス・ホローの謎」「ボックストロール」といったライカ作品でアニメーター、および、プロデューサーとして参加したのち、「KUBO クボ 二本の弦の秘密」で初監督を務めた。その後、「トランスフォーマー」シリーズの初のスピンオフ「バンブルビー」で実写監督デビューを果たしている。
実写映画版「アンチャーテッド」の脚本は、「アイアンマン」「メン・イン・ブラック インターナショナル」の脚本家コンビ、アート・マーカムとマット・ホロウェイと、レイフ・ジャドキンス(ドラマ「エージェント・オブ・シールド」)が最新稿を執筆。ゲーム版では成人男性であるネイサン・ドレイクの若き日を描く設定になっている。製作はアトラス・エンタテインメントとアラッド・プロダクション。
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