エド・シーランが構想を絶賛!ビートルズが存在しない世界描く「イエスタデイ」特別映像
2019年9月26日 09:00
[映画.com ニュース]オスカー監督ダニー・ボイルがメガホンをとり、伝説のバンド「ザ・ビートルズ」が存在しないという衝撃の世界を描く「イエスタデイ」の特別映像が公開された。ザ・ビートルズのアルバム「アビイ・ロード」のリリースから50年を記念して、ザ・ビートルズの名曲をふんだんに使用しながら、キャスト、スタッフらが本作について語っている。
本作は、「トレインスポッティング」で注目を浴び、「スラムドッグ$ミリオネア」で第81回アカデミー賞の8冠を獲得したボイル監督と、「ブリジット・ジョーンズの日記」「ラブ・アクチュアリー」などイギリスを代表するロマンチック・コメディを手掛けてきた脚本家リチャード・カーティスがタッグを組んだ。
主人公ジャック(ハイムシュ・パテル)は、イギリスの小さな海辺の町に住む、悩めるシンガーソングライター。幼なじみで親友のエリー(リリー・ジェームズ)から献身的に支えられているが全く売れず、音楽で有名になりたいという自分の夢に限界を感じていた。ある日、世界規模で瞬間的な停電が起こり、交通事故に遭ってしまうジャック。昏睡状態から目を覚ますと、この世には「ザ・ビートルズ」が存在していなかったことになっていると気がつく。
特別映像では、本人役で出演しているエド・シーランが「この映画の内容を話すと誰もが興味を持つ。“最高の構想だ”とね」と語り、ジェームズは「物語も登場人物も素敵で、胸がいっぱいになるわ」と笑顔を見せる。
物語を彩るザ・ビートルズの楽曲について、音楽プロデューサーのアデム・イルハンは「選曲はリチャード(・カーティス)が熟考を重ねた。曲順でストーリーが展開するから、音楽がとにかく大事だった」と明かす。選曲をしたカーティス本人は「ザ・ビートルズが持つ全ての側面から曲を選びたいと思っていた。でも、彼らの全アルバムを掘り起こすはめになって大変だった(笑)」とこだわりをにじませた。
「イエスタデイ」は、10月11日から全国で公開。