ジュリアン・ムーア、渡辺謙、加瀬亮が夢の競演!「ベル・カント」11月15日公開決定
2019年8月21日 11:00

[映画.com ニュース] ジュリアン・ムーア、渡辺謙、加瀬亮ら日米豪華キャストが結集した映画「BEL CANTO(原題)」が、「ベル・カント とらわれのアリア」の邦題で、11月15日から日本公開されることが決定。あわせて、「彼らの運命は、その女神のような歌声に託された――。」というコピーが配されたポスタービジュアルもお披露目された。
Amazonベスト・ブック・オブ・ザ・イヤーに輝いたアン・パチェットのベストセラー小説を実写映画化。1996年にペルーで起きた日本大使公邸占拠事件からヒントを得た、テロリストと人質の予期せぬ交流を描き出す。ムーアが世界的なオペラ歌手のロクサーヌ・コス、渡辺が独自の美学を貫く実業家ホソカワ、加瀬がホソカワの通訳を務めるゲンを演じ、「ブリッジ・オブ・スパイ」のセバスチャン・コッホ、「ヒトラーと戦った22日間」のクリストファー・ランバートも出演。また、ムーア扮するコスの歌声を、オペラ歌手のルネ・フレミングが担当している。

実業家のホソカワは、南米某国の副大統領邸でのパーティーを心待ちにしていた。ホソカワの会社の工場誘致を目論む主催者が、彼が愛してやまないソプラノ歌手のロクサーヌ・コスのサロンコンサートを企画したのだ。現地の名士や各国の大使も集まり、“女神の歌声”が流れた時、突然テロリストたちがなだれ込み副大統領邸を占拠。収監中の同志の解放を求める彼らは、政府と交渉するものの平行線が続く。そんななか、コスの歌をきっかけに、貧しく教育など受けられるはずもなかったテロリストたちと、教養に溢れた人質たちの間に、親子や師弟のような交流が生まれ始める。
メガホンをとったのは、「アバウト・ア・ボーイ」のポール・ワイツ監督。本作のキャスティングについて「私にとっての鍵は、脚本をジュリアン・ムーアに送り、彼女に私と一緒にこの映画を作りたいと思ってもらうことだった」と告白。さらに「渡辺謙には素晴らしいユーモアのセンスがあり、物腰に気品がある。この映画のほとんどで、彼から目が離せないだろう」とコメントを寄せている。
「ベル・カント とらわれのアリア」は、11月15日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)