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伊藤健太郎&玉城ティナの“欲望丸出し”! 「惡の華」究極の主従関係描く予告完成

2019年7月29日 08:00

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本ビジュアルも公開!
本ビジュアルも公開!
(C)押見修造/講談社 (C)2019映画『惡の華』製作委員会

[映画.com ニュース]累計発行部数300万部を突破した押見修造氏の漫画を実写映画化する「惡の華」の本ビジュアルと予告編が、このほどお披露目された。人気急上昇中の若手俳優・伊藤健太郎、女優として躍進し続ける玉城ティナの“欲望丸出し”な一面がとらえられている。

“絶望”をテーマに主人公の鬱屈とした青春を紡いだ同名漫画を、井口昇監督のメガホン、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などで知られる岡田麿里の脚本で実写化。詩集「惡の華」への憧れを抱える中学2年生の春日高男(伊藤)は、誰もいない放課後の教室で、クラスのマドンナ・佐伯奈々子(秋田汐梨)の体操着を見つける。胸の高鳴りを抑えきれずにいたその時、人の気配を感じた春日は、咄嗟に体操着を掴み逃げ出してしまう。やがて、クラスの問題児・仲村佐和(玉城)が、その一部始終を目撃していたことから、奇妙で甘美な共犯関係が始まった。

人気バンド「リーガルリリー」による主題歌「ハナヒカリ」が流れる予告編は、「周り全部を山で囲まれているこの町には、逃げ場なんかどこにもない――」という春日の独白からスタート。続いて描かれるのは、仲村との究極の主従関係だ。“体操着を盗んだ”という事実をばらさない代わりに、春日に下されたのは「(佐伯と)盗んだ体操着を着てデート。最後にキス!」という指令。やがて、少年少女のパワフルかつ危うい“変態性”が垣間見えていく。

春日が屋外でパンツを脱がされるという衝撃的な場面に加え、仲村が「自分はド変態野郎だって認めな」「全身皮かむり野郎」「捨てよっか、これからの人生全部…」と過激なワードを連発。ラストは「今度は僕と契約しよう」と発言した春日が、「契約させてやるのは私だろうが、ド変態野郎」と仲村からどう喝された後、恍惚の表情を浮かべる光景で締めくくられている。

惡の華」には、飯豊まりえ鶴見辰吾坂井真紀高橋和也黒沢あすか佐々木すみ江さん、北川美穂佐久本宝田中偉登も出演。9月27日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。

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