タランティーノ監督「スター・トレック4」は宇宙が舞台の「パルプ・フィクション」
2019年7月19日 11:00

[映画.com ニュース] 最新作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の公開を控えるクエンティン・タランティーノ監督が、米Deadlineのインタビューで謎に包まれた「スター・トレック4(仮題)」の内容についてコメントしている。
パラマウント・ピクチャーズとJ・J・エイブラムスの製作会社バッド・ロボットは、タランティーノ監督のアイデアをもとに「スター・トレック4(仮題)」の準備を進めている。すでに、マーク・L・スミス(「レヴェナント 蘇えりし者」)が執筆した草稿が存在するというが、タランティーノ自らメガホンをとる可能性について、「『スター・トレック』に関しては、誰かがその質問をするのをずっと待っていたんだ」と前置きし、「まだやるかどうかわからない。ただ、マークは本当にクールな脚本を書いてくれた。直さなくてはいけない点があるが、本当に気に入っている」と話す。
脚本の内容に関しては「実は(スコッティ役の)サイモン・ペッグにはイライラさせられているんだ。この映画について何も知らないくせに、知ったかぶってべらべらと話している。彼のコメントのひとつに『これは宇宙を舞台にしたパルプ・フィクションなんかにはならない』というものがあるんだが、実はまさにそれなんだ(笑)」と、サイモン・ペッグのコメントを否定。「もし僕がやるなら、まさにそんな映画になる。宇宙を舞台にした『パルプ・フィクション』だ。この脚本には『パルプ・フィクション』の要素がある。こんな要素が盛り込まれているSF映画なんて存在しないんだ。だからこそ、みんなはこれを作りたいと言ってくれている。少なくとも、この点に関してはとてもユニークだからね」と説明する。
なお、タランティーノがメガホンをとる場合は、R指定映画として製作することで合意が取れているという。「『クエンティン、スター・トレックではどんな方向にも行くことができると思っているからこそ、このアイデアが好きだ』とね」と、エイブラムスからのコメントを紹介した。
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