筒井真理子が!池松壮亮が!深田晃司監督「よこがお」に確かな手ごたえ
2019年7月2日 20:12

[映画.com ニュース] 深田晃司監督が「淵に立つ」の筒井真理子と再びタッグを組んだ最新作「よこがお」の完成披露試写会が7月2日、東京・テアトル新宿で行われた。この日は、2人とともに共演の市川実日子、池松壮亮、須藤蓮、小川未祐も登壇した。
誘拐事件への関与を疑われた女性が見出した絶望と希望をサスペンスフルに描き出した本作。大勢の観客で埋まった客席を見渡した筒井は「ここにいらっしゃる皆さま、この映画の第一歩を踏み出すところに立ち会っていただき、本当にありがとうございます。チケットは数時間で完売したと聞きました。心待ちにしてくださった方々とここにいられることを本当に幸せです」と晴れやかな面持ち。それでも、「本当はちょっと心配なことがあったんです。実はちょうど同じ時間に、新海誠監督の『天気の子』の会見があると聞きまして。マスコミの方がひとりもいなかったらどうしようと真っ青になっていたのでうれしいです」と軽妙なコメントで会場を沸かせた。
そして市川が「『よこがお』は筒井さんが美しいです。怖ろしいです。深田監督が、見てくださる方の想像力と考える力を信じてつくった作品かなと思います」と続けると、池松も「こういった時代の変わり目だからこそ、この映画の声なき声というものに加担してみたくなった。令和元年、皆さんに味方になっていただけたらと思います」と会場に呼びかけた。そして深田監督が「2、3年前から企画を考えていて。筒井さんには脚本ができる前からお声がけをしていました。脚本開発に1年、2年とかけました。すみからすみまでうまい俳優ばかりで、いい演技しかない。今日はこの映画の誕生日だと思います。ぜひ立ち会ってください」と付け加えた。
その後は本作のタイトルにちなみ、共演者の「よこがお」(もうひとつの顔)トークなどで盛り上がった登壇者たち。最後に筒井が、「今日は一緒に立ち会ってくださってありがとうございます。ご覧いただいた方は、今までにない映画だと言ってくれて。監督もそこを目指したと言っていました。今までにしたことがない体験を一緒にしていただければ」と観客にメッセージを送った。「よこがお」は7月26日から全国で公開。
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