よこがお

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解説

カンヌ国際映画祭ある視点部門で審査員賞を受賞した「淵に立つ」の深田晃司監督が、同作でもタッグを組んだ筒井真理子を再び主演に迎え、不条理な現実に巻き込まれたひとりの善良な女性の絶望と希望を描いたサスペンス。周囲からの信頼も厚い訪問看護師の市子は、1年ほど前から看護に通っている大石家の長女・基子に、介護福祉士になるための勉強を見てやっていた。ニートだった基子は気の許せる唯一無二の存在として市子を密かに慕っていたが、基子から市子への思いは憧れ以上の感情へと変化していった。ある日、基子の妹・サキが失踪する。1週間後にサキは無事に保護されるが、誘拐犯として逮捕されたのは意外な人物だった。この誘拐事件への関与を疑われたことを契機に市子の日常は一変。これまで築きあげてきた生活が崩壊した市子は、理不尽な状況へと追い込まれていく。主人公・市子役を筒井が演じるほか、市川実日子、池松壮亮、吹越満らが脇を固める。

2019年製作/111分/PG12/日本・フランス合作
配給:KADOKAWA

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(C)2019 YOKOGAO FILM PARTNERS & COMME DES CINEMAS

映画レビュー

4.5アイデンティティーを「多面」でとらえる映画的工夫

AuVisさん
2019年7月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

怖い

知的

自意識と外部との関係を考えるとき、建て前と本音とか、外面と内面とか、心と身体を「多層」でとらえる表現が多いのはおそらく、自我を(外から見る客観ではなく)中心から認識する主観で把握しやすいからではないか。

しかし映像では、人物を多層的にとらえることは困難だ。そこで深田晃司監督は、筒井真理子が演じる市子の自我のゆらぎを、過去と現在という2つの時間軸と、それぞれに対応する髪の形と色によって、「多面」で描こうと企てた。思えば現代はコミュニケーションの技術が発達し、情報を大量消費するようになったことで、かえって他者を短絡的に一面でとらえて評価したり非難したり傾向が強まっているのではないか(マスコミと世間の市子への攻撃は典型的)。

市川実日子が演じた基子の内面の動きも、物語を進める補助エンジンとして有効に機能していた。市子と基子、2人の女のミステリアスな心の揺らぎに幻惑され、魅了された。

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AuVis

4.5深田監督の研ぎ澄まされた演出に、何度もなんども息を呑んだ

2019年7月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

この映画をどう形容していいものか、久々に言葉を失った。まずもって巧みに時制が行き来する構成ゆえ、「あらすじ」さえも時間軸通りに語ればいいとは言いがたい。主人公のエピソードが二つあり、交互に語られていく感じだ。一つは現在の話、そしてもう一つは何年か前の話。もちろん、両者は切っても切れない関係性でつながっている。

時折、瞬時に頭の中を切り替えられない自分は「あれ?今どっちの話だっけ?」と戸惑うこともあった。が、この戸惑いは初めから周到に意図されたものだったのかも。なぜなら、主人公は過去でも現在でも、終始心ここに在らずの状態で足元を浮遊させているからだ。

普通ならこの戸惑いは分かりにくさへと転じていくものだが、深田監督の演出は観客を心地よくミステリアスな森の中で彷徨わせる。そしてここから離れがたい気持ちにさせる。この、研ぎ澄まされた采配に何度も何度も息を呑んだ。観ておいて損はない秀作である。

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ぐうたら

4.0役者の個性発揮?

taiyasanさん
2019年11月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

多くの方、同様、「淵に立つ」に感動し、観劇しました。一旦、見損なったと諦めましたがついていました。「淵に立つ」の方が理解しやすかったです。「よこがお」は時系列が分かりづらかったですが引き込まれていきました。

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taiyasan

4.0大丈夫、市子さんは何も言わない方がいい。

栗太郎さん
2019年10月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

前作を彷彿とさせるゾワゾワ感。
全編、時系列が交錯する。ただ、市子自身の雰囲気が違うだけでなく髪形が違うので、それが「前後」のアイコンだと見極めればいいから問題はない。観る者の視点を惑わす手段はそんなとこじゃなく、例えば「ハクシャク?、カクシャク?」とか、気になるようなならないようなわずかな不快感を挿し込んでくるので、座り心地の違和感みたいなものがずっとある。そしてときどき、動物的な夢想やら、ひまわりやら、はっとするくらいものも放り込んでくる。そんな進展に身構えていると、どう?こういう一面もあるでしょ誰にだって、とばかりに静かな横顔の画を差し込んでくるから憎い。ほら、あなたの中にだって隠している本心があるでしょうと言わんばかりに。澄ましててもわかるのよ、とばかりに。

市子は、事件によってそれまでの生活を失ったことをきっかけに変貌した。怖いのはそうなってしまった彼女ではなく、報道の正義を振りかざすマスコミや仲良かった同僚などでもなく、基子だ。きっかけは事件そのものであるにしても、基子の執着(偏愛とでもいうか)によって市子が追い詰められていったのだ。市子の復讐劇でさえスカされたのではないか?と勘ぐる。ああ、この人は私を忘れていないのだと。つまり、事件後、自分と犯人との関係を告白しようとした市子を止めたときから、すでに市子は基子の手中に落ちていたのだ。市子は、それからずっと基子の心の中に軟禁されていたのだ。市子の復讐はむしろ基子の満足を高め、活力にさえなったのだ。そうじゃなくては、基子が平然と最後のシーン近くの姿(つまり職業)でいるはずがない。基子の満足は、共にいる時間でもなく、仲良くすることでもなく、ましてや身体を重ねることでもなく、自分の手の内に(影響下に)納めること。そして「好きな人に成り代わる」こと。そんな基子本人にその自覚が希薄なのではないかという懸念が押し寄せるから、怖いと思うのだ。むしろ市子は、精神がもともと正常だからこそ心が壊れて変貌してしまった。「無実の加害者」はむしろ基子ではないかと戦慄する。

いま。違うぞ、狂気をはらんでいるのは誰だよ?と誰ともなく訴えかけたい心境でいる。

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栗太郎
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