M・デイモン&C・ベールが伝説のレースに挑む!「フォードvsフェラーリ」予告完成
2019年7月1日 09:00
[映画.com ニュース] マット・デイモンとクリスチャン・ベールが豪華共演を果たした映画「フォードvsフェラーリ」が2020年1月に公開されることが決定し、予告編もお披露目された。映像は、1966年の伝説の「ル・マン24時間耐久レース」で絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちの熱い友情を切り取っている・
ル・マン24時間耐久レースをめぐる奇跡の実話を映画化。カーエンジニアのキャロル・シェルビー(デイモン)は、フォード・モーター社からル・マンでの勝利という困難なミッションを与えられる。常勝チームのフェラーリに勝つためには、フェラーリを超える新しい車の開発、優秀なドライバーが必要だった。シェルビーは破天荒なイギリス人レーサー、ケン・マイルズ(ベール)に目をつける。資金と時間が限られているなか、シェルビーとマイルズはフェラーリを打ち負かすべく、意地とプライドをかけた闘いへと身を投じていく。
予告編には会社の命運を背負ったシェルビーが、マイルズに殴られ、オファーを断られながらも「信用しろ」と不敵にほほ笑みかけるさまを活写。「開発にどんだけかかる? 200いや300年か」という質問に、「90日だ」と答えるシェルビーの言葉からも、難易度の高さがうかがえる。命がけのレースがスリリングに映し出され、不可能を覆し歴史を変えようとした挑戦者たちの姿が、胸を熱くさせる映像に仕上がっている。
メガホンをとるのは、「ナイト&デイ」「LOGAN ローガン」のジェームズ・マンゴールド監督。「この映画でケン・マイルズとシェルビーの間にあったような友情の価値について考えてもらえれば嬉しい。彼らが生きた時代は、まだ、持ちつ持たれつの関係が技術に奪われていなかった」と背景を紐解き、「当時の華麗なる車やスピーディーなレースの描写よりも、本作は家族やサバイバルについて、そして自分の壁を破りたいと思うなら、自分の人生を友人に託せるように努力しなければならない、ということを描いている」とコメントを寄せた。
「フォードvsフェラーリ」は、2020年1月から全国で公開。
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