クリストファー・ノーラン監督の新作タイトルとキャストが発表
2019年5月24日 11:10
[映画.com ニュース] 米ワーナー・ブラザースは、2020年公開のクリストファー・ノーラン監督の新作のタイトルが「テネット(原題)」であると発表した。「ダンケルク」(17)以来となる新作は、国際的なスパイの世界を舞台にしたアクション大作で、ノーラン監督が自ら脚本を執筆。すでにクランクインしており、7カ国で撮影を行う予定だという。ちなみにテネット(tenet)とは、主義や信条を意味する。
主演は「ブラック・クランズマン」でブレイクしたジョン・デビッド・ワシントンで、ロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ、マイケル・ケイン、ケネス・ブラナー、アーロン・テイラー=ジョンソン、インド女優ディンプル・カパディア、フランス女優クレマンス・ポエジー(「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」)と国際色豊かな豪華キャストが脇を固める。
撮影監督は「インターステラー」「ダンケルク」に続きホイテ・バン・ホイテマで、IMAXカメラと70ミリカメラを合わせて使うことになるという。
ノーラン監督と共同でプロデューサーを務めるエマ・トーマスをはじめ、ネイサン・クロウリー(プロダクション・デザイン)、ジェフリー・カーランド(衣装デザイン)とスタッフにはノーラン組が名を連ねるなか、音楽はノーラン作品常連のハンス・ジマーから「ブラックパンサー」でアカデミー賞作曲賞を受賞したルドウィグ・ゴランソンに交代している。
「テネット(原題)」は20年7月17日全米公開。