北斗晶、“同い年”ジュリア・ロバーツが「ベン・イズ・バック」で演じる母親像に共感
2019年5月21日 20:00

[映画.com ニュース] アカデミー賞女優のジュリア・ロバーツが主演するヒューマンドラマ「ベン・イズ・バック」の公開直前イベントが5月21日、都内で行われ、タレントの北斗晶が出席した。
薬物依存症の息子を全力で守ろうとする母親ホリー(ロバーツ)の葛藤を描く。息子のベンを演じるのは、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」でアカデミー賞にノミネートされたルーカス・ヘッジズ。ルーカスの実父で、「ギルバート・グレイプ」「アバウト・ア・ボーイ」の脚本家として知られるピーター・ヘッジズが監督・脚本を手がけた。
ロバーツと同い年だという北斗は「もちろん代表作の『プリティ・ウーマン』は見ているし、すごいと思ったのは『エリン・ブロコビッチ』。当時はわたしも小さな子どもを抱えて奮闘していたので、共感した。最近では『ワンダー 君は太陽』も良かった」と映画通ぶりを披露。本作については「正直、自分が同じ立場だったら、こんなお母さんでいられるか……。苦しみ、戦っているのは息子ですし、母としてどうあるべきか考えても、答えは出ない」とロバーツ演じる母親像に思いを寄せた。
自身も20歳と16歳の息子がおり、長男は現在カナダに留学中。「どこにいようが、誘惑というものはあるし、気をつけなければと話はしているが、心配もある」と本音を明かし、「この映画が描くことは、誰にでも起こり得ること。そばに誰かがいるだけで、救われると思うし、(映画を見て)改めて母は偉大だなと」と熱弁した。
イベントには、総合内科専門医で作家のおおたわ史絵氏が駆けつけ、劇中でベンを苦しめるオピオイド(麻薬性鎮痛薬)中毒について解説。「痛みを抑えるため、精密に作られて、脳にダイレクトに効く分、違法薬物よりもやめにくい」といい、「薬はもろ刃の剣。良い面、悪い面があるので、患者さんが薬にコントロールされないように、医者も正しく投与しなければいけない」と話していた。
「ベン・イズ・バック」は5月24日から全国公開。
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