エリン・ブロコビッチ
劇場公開日:2000年5月27日
解説
第73回アカデミー賞でジュリア・ロバーツが主演女優賞を受賞。作品賞、監督賞ほか5部門にノミネートされたスティーブン・ソダーバーグの監督作。カリフォルニアの小さな町に住むエリンは、幼い子供を3人も抱えているのに仕事もお金もなく、しまいには車の衝突事故に遭い怪我までする始末。雇った弁護士エドは和解金を取れず、借金はかさむ一方だ。窮地に追い込まれたエリンは、エドの弁護士事務所に押しかけて居座り、エドはしぶしぶ彼女を雇い入れる。不動産関係のファイル整理を任された彼女は、ある書類に不審を抱いて調査を始め、大企業が引き起こした周辺地域の水質汚染に気付く。
2000年製作/131分/アメリカ
原題:Erin Brockovich
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
スタッフ・キャスト
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2022年11月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
スカッとしました❗✨
いやぁ、誰に言えばいいか分からないけど、とにかく「ざまぁみろ!」と言いたい(笑)
バツ2、子持ち、貯金無しの女性がたった1枚の書類の不審に気付き、巨大企業相手に史上最高額の和解金を手に入れるまでの実話。
住民たちがエリンを見た目で判断せず、口は悪くとも物事に真っ直ぐな姿勢を受け止めてくれたからこそ実現できた事だと思う。
それともちろん周りのサポートも忘れてはならない。
エリンの母親としての強さと諦めない気持ち、周りの協力があって勝ち取った奇跡。
本当に言いたい。
「ざまぁみろ!」(笑)
2022年10月4日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
事実は小説よりも…で済む話。
20年も前の作品にいうのもあれだけど、
エリンの成功ストーリーって側面なら十分。
でも公害の被害者たちも、エリンの子どもたちも恋人も、
なんか添え物あつかいというか記号というか。
とにかく最後にくっついたボーナスの話が、全体をぶち壊しにするほど蛇足。
まぁあれにロマンを感じるのは90年代までだよねっていう。
2022年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD
■3人の子供を抱えて無職のシングルマザー、エリン・ブロコビッチ(ジュリア・ロバーツ)は、交通事故に遭いながらも裁判に負けたことから、腹いせに担当弁護士エドワードの事務所を訪れて強引に職を得る。
ある日、書類の整理中に巨大化学企業PR&Eによる環境汚染の実態を知った彼女は、勝ち目のない戦いに挑んで行く。
◆感想
・ご存じの通り実話ベースの物語である。
だが、当時このテーマを映画化することは様々な軋轢があり、難しかった。
その壁を打ち砕いたのが、スティーブン・ソダーバーグである。
今作後の公害の実態を描いた数々の嚆矢的作品でもあり、記念碑的作品でもある。
・二度の離婚をし,、三児を育てるエリン・ブロコビッチを演じたジュリア・ロバーツの随所で観られる啖呵を切る姿が心地よい。
ー 彼女は、悪と善をキチンと理解している。忖度も一切しない。-
・エリン・ブロコビッチが、窮地に陥った際に現れたハーレイに乗る自由人の隣人、ジョージ(アーロン・エッカート)の彼女に対するスタンスも良い。
ー 彼が、今作後に大ブレイクした理由が良く分かる。-
・又、エリン・ブロコビッチが、強引に勝手に就職した弁護士エドワード(アルバート・フィニイ)の驚きながらも彼女を受け入れる寛容な姿も良い。
・エリン・ブロコビッチが、足で巨大化学企業PR&Eの汚染を聞いて回るシーンも、後半に効いてくる。
PR&Eの弁護士が汗をかかずに提示する資料との違いの明白さが明らかになるシーンの爽快さよ。
<20年振りに鑑賞したが、真実を追求する人間の姿は尊崇である。
巨大化学企業PR&Eからの賠償金の額をエリン・ブロコビッチから告げられた女性の表情は忘れ難い。
が、今作の価値は賠償金の額ではなく、それまで大企業の言いなりになっていた市井の人達の声が、世間に伝わった事実が、貴重なのである。
個人的な感想であるが、初見時には凄い女性が居たモノだと思ったが、不惑になり社会の表裏を知る様になってから今作を鑑賞すると、この作品が齎して影響は多大なるモノであると感じた作品でもある。>
2022年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
実話に基づいたお話。
真剣に立ち向かう仕事への情熱が素敵だった。ジュリア・ロバーツがとても魅力的でよかったです。