池田エライザ、サプライズの貞子降臨にも堂々「ただ怖いだけではない」
2019年5月9日 20:50

[映画.com ニュース] 日本を代表するホラー映画シリーズの最新作「貞子」の完成披露試写会が5月9日、都内のホールで行われ、主演の池田エライザをはじめ塚本高史、清水尋也、姫嶋ひめか、佐藤仁美と中田秀夫監督が舞台挨拶に登壇した。
1998年の「リング」で誕生したホラーミューズの貞子と対決するヒロインに抜てきされた池田は、「本当にホラーが苦手で、幼少期に『リング』の洗礼を受けてから地方のホテルに泊まる時は怖くてテレビに布をかけていた」と告白。「台本を頂いてから、読むまでに2、3日かかったな。でも読んでみると、ただ怖いだけではない『リング』とは一味違う“幽霊模様”が描かれていてふれてみたいと思い、勇気を出して挑戦しました」と出演を決意した経緯を語った。
「リング」と「リング2」に出演した佐藤は、同じ役で20年ぶりに復活し「そういえば、私、生きていたんだと思った。とても貴重な体験で、内容を知っていても怖い」と感慨深げ。だが、中田組の現場については「全然変わっていない。監督はうるさい」とぶちまけた。
すると、池田も「本当に、本番の直前ギリギリまでよくしゃべる」と抗議。中田監督は、バツが悪そうにしながらも「池田さんは、リハーサルで『こんなに回数をやったら、現場で飽きちゃうでしょ』とタメ口できた。僕はリハーサルで引き込むタイプなので、強敵がきたなと思った」と暴露し、対抗した。
それでも、「現場では感情移入して、ここまで到達してほしいというゾーンにバシッときてくれた」と絶賛。池田も、「監督は女優っぽくて、私たち以上に没入している状態があった。悔しいけれど、負けないようにもっと上にはいつくばっていってやろうと思っていました」と信頼関係をのぞかせた。
写真撮影では、貞子が池田の足元から突然現れるサプライズ演出があったが、意外にも驚きは少なく自ら顔を近づけ同じポーズを取る強心臓ぶりも発揮。そして、「クラシカルな要素もありつつ、皆さんが持っている電子機器から忍び寄る恐怖をぜひ感じていただけたらうれしい」とアピールしていた。
「貞子」は、心理カウンセラーの茉優が、動画クリエイターを目指す弟が残した映像の中に貞子と思われる長い黒髪の女性を見つけたことから拡散していく恐怖を描く。5月24日から全国で公開される。
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