タランティーノ新作、カンヌ映画祭コンペ部門に選出!
2019年5月8日 07:00

[映画.com ニュース] レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターが共演することで注目を集めている、クエンティン・タランティーノ監督の9本目の最新作「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」が、5月14日に開幕する第72回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式に出品されることが決定した。
4月18日に行われた同映画祭ラインナップ発表では本作のタイトルはなかったが、このほど正式に追加された。タランティーノは1994年に「パルプ・フィクション」でパルムドールを受賞。2004年には同映画祭の審査委員長を務めているが、コンペ部門出品は「イングロリアス・バスターズ」以来10年ぶり3度目。タランティーノは本作製作当初からカンヌのコンペを念頭に入れていたとのことで、再びパルムドール受賞なるかが注目される。
本作の舞台は、1969年の米ロサンゼルス。タランティーノが、自身の育った当時のハリウッド、失われてしまったハリウッドという黄金時代の最後の瞬間を、郷愁とリスペクトを込め、5年の歳月を費やして脚本を執筆した。15年の「ヘイトフル・エイト」から4年ぶりの新作。ディカプリオがハリウッドで再び栄光を取り戻そうとしている落ち目の俳優リック・ダルトンを演じ、ピットがダルトンのスタントマンを長年にわたり務めてきたクリフ・ブースを演じる。シャロン・テート役としてマーゴット・ロビーが共演している。
そのほか、先日急逝した「ビバリーヒルズ高校白書」のルーク・ペリーをはじめ、アル・パチーノ、ブルース・ダーンらハリウッドの重鎮、ダコタ・ファニング、ジェームズ・マースデン、ティム・ロス、マイケル・マドセン、カート・ラッセル、ティモシー・オリファント、ダミアン・ルイスらが脇を固める。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」は、8月30日から全国公開。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

なんだこれ!?!? 絶対に観る。
【個人的・下半期で最も観たい映画No.1】“ダメ男”が、強烈変態異常者に追われます…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント