そのヒーローネームはダサすぎるって…「シャザム!」本編映像 緒方恵美らのコメントも
2019年4月30日 10:00
[映画.com ニュース] DCコミックスのヒーローを映画化した「シャザム!」(公開中)の新たな本編映像が、このほどお披露目された。日本では4月19日に封切りを迎えると「最高に楽しくハッピーな作品!!」「アメコミヒーロー映画のベストオブザベスト!」「この映画に今出会えてよかった!」と絶賛の嵐。週末の興行収入ランキングは第4位、洋画ではNo.1を記録し、興収10億円突破が視野に入るスタートを切った。
身寄りのない少年ビリー(アッシャー・エンジェル)はある日、魔術師からヒーローの才能を見出され、世界の救世主に選ばれてしまう。「シャザム」という魔法の言葉をとなえると、S=ソロモンの知力、H=ヘラクラスの強さ、A=アトラスのスタミナ、Z=ゼウスのパワー、A=アキレスの勇気、M=マーキューリーの飛行力という6つの絶対的パワーを持つ、筋骨隆々の最強ヒーローに変身。スーパーマンを凌ぐ力を手に入れたシャザム(ザカリー・リーバイ)ことビリーだが、心は少年のままのため、愉快な日常をひたすらに浪費していく。
本編映像は、シャザムの姿となったビリーが、相棒・フレディ(ジャック・ディラン・グレイザー)とともに“稲妻パワー”を満喫するシーンからスタート。続けて遠くから女性の悲鳴が響き、その場に駆けつけようとしたビリーは、超高速のワープが出来る能力を体得していることに気づく。ある勘違いがあったものの、強盗男に襲われていた女性は、ビリーに「あなたは誰?」と質問。その言葉を聞いたヒーローオタクのフレディは「彼は“サンダー・クラック”。稲妻のパワーと速さで人々を守る」とドヤ顔だ。ビリーが「ケツ(クラック)割れ?」と顔をしかめれば、気を取り直して「Mr.フィラデルフィア」「パワー・ボーイ」とダサすぎるヒーローネームを提案し始める。
また本作のヒットを記念して、日本語吹き替え版に参加した緒方恵美、阪口大助、平野綾のコメントも到着。ビリーの声を担当した緒方は「『少年が、その心のままにスーパーヒーローになる!』。いつか夢みた王道的な作品なのに、とっても身近!(笑)。全年齢楽しめますが、様々なコアファンの方に楽しんで頂ける要素も満載。笑って震えてキュッとして、萌えて燃えられる映画です。見終えたら、一緒に叫びませんか? 『シャザーーーム!』」とアピールしている。
一方、フレディ役の阪口は「『いいなぁ…』。ビリーとフレディの悪ふざけのシーンの感想です。僕にはあんな滅茶苦茶な思い出はないけど、男子だったらみんな特殊能力が欲しいし、憧れるシチュエーションじゃないかなぁ。でも犯罪行為はダメですよ(笑)」と忠告。ビリーとフレディにとって姉のような存在であるメアリーを演じた平野は「爽快なヒーローアクションコメディかと思いきや、心温まる家族愛のお話…。かと思ったら、映画館で声を出して笑ってしまうような…。とにかく『シャザム!』は感情が追いつきません! 見終わった後に思わず『スッキリした~!』と言いたくなったのは私だけじゃないはず!」とコメントを寄せている。
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