ベン・アフレック、第2次大戦題材の映画「Ghost Army」を監督&主演
2019年4月26日 11:00
[映画.com ニュース] 第2次世界大戦で米軍が展開した実話を描く米ユニバーサル・ピクチャーズの新作「Ghost Army(原題)」で、ベン・アフレックが監督と主演を務めることがわかった。米バラエティが報じている。
リック・ベイヤーとエリザベス・セイルズの共著「The Ghost Army of World War II(原題)」、ならびにベイヤー監督によるドキュメンタリー「Ghost Army(原題)」をベースにした本作は、第2次大戦中に実在した“ゴースト・アーミー”こと第23本部付特殊部隊の活躍を描くサスペンスアクション。
ノルマンディー侵攻を控えた1944年初頭。米陸軍省は、美術学校や広告代理店などから多様な分野の若き芸術家たちを引き抜き、欺まん工作を専門とする特殊部隊“ゴースト・アーミー”を編成。のちにアメリカの芸術界で名を馳せることになる画家のエルズワース・ケリー、ファッションデザイナーのビル・ブラス、写真家のアート・ケインを含む創造力豊かな隊員たちは、膨らませ式のニセ戦車やニセ戦闘機から、大勢の兵士らの足音や砲声といった音響効果まで様々な手法を駆使してドイツ軍を騙し、混乱に陥れていく。
ヘイリー・ゲイデン(「シャザム!」)が草稿を、米人気ドラマ「TRUE DETECTIVE トゥルー・ディテクティブ」のニック・ピゾラットが最新稿を、それぞれ執筆。アフレックは監督と主演に加え、アンドリュー・ラザー(「アメリカン・スナイパー」)と共に自身の製作会社パール・ストリート・フィルムズを通じてプロデュースも手がける。
アン・ハサウェイ主演のNetflix映画「The Last Thing He Wanted(原題)」を撮り終えたばかりのアフレックは現在、「ザ・コンサルタント」のギャビン・オコナー監督と再タッグを組んだ最新主演作「Torrance(原題)」を撮影中と多忙を極めているため、撮影開始時期については現段階でまだ明らかになっていない。
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