強盗だけど、いい人でした 名優ロバート・レッドフォードの引退作が、あなたの心を盗みます
2019年4月26日 10:00

[映画.com ニュース] ハリウッドの“生ける伝説”として知られる名優ロバート・レッドフォードの引退作「さらば愛しきアウトロー」の日本版予告と新場面写真が、このほど初披露された。発砲も暴力も実行せずに金銭を奪取する、紳士的な銀行強盗を描いた今作。映像にはレッドフォードの哀愁がにじむ名演とともに、「レッドフォードがあなたのハートを盗みます」(Rolling Stone)などの絶賛評が刻まれている。
1980年代初頭からアメリカ各地で銀行強盗を繰り広げ、逮捕と脱獄を繰り返した実在の人物フォレスト・タッカーを描く。強盗ではあるが、発砲もしなければ暴力も振るわない犯行スタイルを貫いたタッカーをレッドフォードが演じ、それを追う刑事役で「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のケイシー・アフレックが共演。ほかダニー・グローバー、チカ・サンプター、トム・ウェイツ、シシー・スペイセクらが脇を固め、「A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー」などのデビッド・ロウリー監督がメガホンをとっている。

予告編は、タッカーが銀行を訪れ、「口座を作りたいんだが」とコート内の拳銃をちらつかせる姿からスタート。強盗らしからぬ笑顔と物腰に、銀行員たちは口々に「とても礼儀正しかった」「いい人に見えた」と語る。刑事のジョン・ハントは逮捕しようと躍起になるが、押収した紙幣にはタッカーによる「幸運を祈る」とのメッセージが残されていた。タッカーはなぜ、銀行強盗を繰り返すのか。そして、どこへ向かうのか。彼とレッドフォード自身の人生が重なり、見る者の胸に惜別の切なさと満ち足りた感動が押し寄せてくる。
なお、4月26日から発売されるムビチケは、海外版ビジュアルなどをあしらっている。「さらば愛しきアウトロー」は、7月12日から東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。
Photo by Eric Zachanowich. (C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
フォトギャラリー
関連ニュース




「映画『F1(R) エフワン』」あらすじ・概要・評論まとめ ~ファンタジー性とグラフィックに酔う“F1プロパガンダ”~【おすすめの注目映画】
2025年6月26日 09:00


映画.com注目特集をチェック

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

個人的に“過去最高”!!
【たった“1秒”が爆発的に話題になった映画】実際に観たら…全てが完璧、全編がクライマックス
提供:ワーナー・ブラザース映画

傑作SFアドベンチャー、無料放送!
【製作費1億7000万ドル超の大作】近代文明崩壊、人々の運命は…(提供:BS10 スターチャンネル)