強盗だけど、いい人でした 名優ロバート・レッドフォードの引退作が、あなたの心を盗みます

2019年4月26日 10:00


7月12日から公開
7月12日から公開

[映画.com ニュース] ハリウッドの“生ける伝説”として知られる名優ロバート・レッドフォードの引退作「さらば愛しきアウトロー」の日本版予告と新場面写真が、このほど初披露された。発砲も暴力も実行せずに金銭を奪取する、紳士的な銀行強盗を描いた今作。映像にはレッドフォードの哀愁がにじむ名演とともに、「レッドフォードがあなたのハートを盗みます」(Rolling Stone)などの絶賛評が刻まれている。

1980年代初頭からアメリカ各地で銀行強盗を繰り広げ、逮捕と脱獄を繰り返した実在の人物フォレスト・タッカーを描く。強盗ではあるが、発砲もしなければ暴力も振るわない犯行スタイルを貫いたタッカーをレッドフォードが演じ、それを追う刑事役で「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のケイシー・アフレックが共演。ほかダニー・グローバーチカ・サンプタートム・ウェイツシシー・スペイセクらが脇を固め、「A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー」などのデビッド・ロウリー監督がメガホンをとっている。

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予告編は、タッカーが銀行を訪れ、「口座を作りたいんだが」とコート内の拳銃をちらつかせる姿からスタート。強盗らしからぬ笑顔と物腰に、銀行員たちは口々に「とても礼儀正しかった」「いい人に見えた」と語る。刑事のジョン・ハントは逮捕しようと躍起になるが、押収した紙幣にはタッカーによる「幸運を祈る」とのメッセージが残されていた。タッカーはなぜ、銀行強盗を繰り返すのか。そして、どこへ向かうのか。彼とレッドフォード自身の人生が重なり、見る者の胸に惜別の切なさと満ち足りた感動が押し寄せてくる。

なお、4月26日から発売されるムビチケは、海外版ビジュアルなどをあしらっている。「さらば愛しきアウトロー」は、7月12日から東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。

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