愛する人の子どもに会いたい 松重豊&北川景子が24歳差で夫婦演じる初映像公開
2019年4月5日 17:00
[映画.com ニュース] 日本を代表する名バイプレイヤーの松重豊が映画初主演を飾り、24歳差の北川景子と夫婦役を演じる「ヒキタさん! ご懐妊ですよ」の特報映像&ティザーポスターが初公開された。子ども好きだが2人だけで生きていくと決めた夫婦が、それでも妊活に臨む過程を映し出している。
作家・ヒキタクニオ氏が自らの体験を基に、“男性不妊”をテーマに書き上げた同名エッセイを、「オケ老人!」などの細川徹監督のメガホンで映画化。49歳の作家ヒキタクニオは、ふた回り近く年の離れた妻・サチと仲良く2人で暮らしている。サウナとビールが大好きで、ジム通いの甲斐もありいたって健康体。ある日、サチの言葉を機に妊活を始めるがなかなか結果は出ず、クリニックでの検査の結果、不妊の原因はヒキタ自身にあることが判明する。ヒキタ夫妻の、悲喜こもごもの妊活の日々が始まった。
映像では、子どもはつくらず2人暮らしを送ろうと決めた、ヒキタ夫妻の日常が映し出される。しかしサチは「ヒキタさんの子どもに会いたい」と思いを伝え、ヒキタは「この日の妻の一言で、全てが変わった」と面食らった表情を見せる。連れ立ってジョギングに出かけるなど楽しそうな2人だが、医師からの診断結果を聞いたヒキタが「大変なことになってるぞ」とうなだれるなど、波乱の展開も予感させる。
「ヒキタさん! ご懐妊ですよ」は、ほか濱田岳、山中崇、伊東四朗が共演する。10月から全国で公開予定。