Netflix、スーパーヒーロー映画を製作か O・スペンサー&M・マッカーシーと契約
2019年4月2日 11:00
[映画.com ニュース]スーパーヒーローものが映画ジャンルの主流となりつつあるなか、Netflixがオリジナル作品としては初めてとなるスーパーヒーロー映画の製作に乗り出したことがわかった。
米Deadlineが情報筋から入手した話によれば、同作は「Thunder Force(原題)」というタイトルで、今秋のクランクインを目指し現在、オクタビア・スペンサーとメリッサ・マッカーシーが出演交渉の最終段階に入っているという。
実生活でマッカーシーの夫である俳優・脚本家・監督のベン・ファルコーンが、自ら書き下ろしたオリジナル脚本をもとにメガホンをとるのに加えて、マッカーシーとマーク・プラット(「ラ・ラ・ランド」「メリー・ポピンズ リターンズ」)とともにプロデューサーも務める。
プロットの詳細については不明だが、スーパーパワーを手に入れた女性主人公2人の活躍をコメディタッチで描く、一風変わったスーパーヒーロー映画になるようだ。
製作総指揮を務めた「グリーンブック」が第91回アカデミー賞作品賞に輝くなど、製作者としても手腕を発揮するスペンサーには、「ヘルプ 心がつなぐストーリー」のテイト・テイラー監督と再タッグを組む新作スリラー「Ma(原題)」のほか、ブライス・ダラス・ハワード共演の新作コメディ「Fairy Tale Ending(原題)」、ならびに主演と制作総指揮を兼任するNetflixの新リミテッドシリーズ「On Her Ground(原題)」が控えている。
一方、伝記作家リー・イスラエルの回顧録を映画化した「ある女流作家の罪と罰」で、アカデミー賞主演女優賞をはじめとする数々の映画賞にノミネートされたマッカーシーは、主演・製作を務める新作コメディ「スーパーインテリジェンス(原題)」が、12月に全米公開される。