インド映画史上最大級の製作費「パドマーワト」6月7日から日本公開決定!
2019年3月28日 13:00
[映画.com ニュース] “インド映画史上最大規模の製作費”という約3300万ドル(1ドル=110.18円換算で約36.4億円)を投じて創出された「Padmaavat」(原題)が、「パドマーワト 女神の誕生」の邦題で6月7日から日本公開されることが決定した。「トリプルX 再起動」で米ハリウッド進出も果たしたディーピカー・パードゥコーンが主演し、国の運命を変えるほどの美貌と、聡明な決断力を誇る王女パドマーワティの運命を体現する。
16世紀に生み出されたインドの伝記を映画化。本国では製作段階から大きな話題を呼び、劇中のヒンドゥー教や、インド古来の民族であるラージプート族の描写に対して憶測が飛び交い、一部の過激な宗教団体が上映中止を求めて運動するなど騒動が勃発。18年の国内興行収入では3位となる約61億円を叩き出し、世界興収では約100億円の大ヒットを記録した。
13世紀末、シンガルの王女パドマーワティは、西インドの小国メーワールの王ラタン・シンと恋に落ち、妃となった。同じころの北インドでは、叔父を暗殺した若き武将アラーウッディーンが、イスラム教国の王の座を手に入れていた。“第二のアレキサンダー大王”の異名をとるアラーウッディーンは、権勢を広げていくなかでパドマーワティの美貌を知り、メーワールに兵を差し向ける。ラタン・シンとの誇りと野望をかけた戦いがはじまり、パドマーワティ自身も、ある決意をもって戦場に歩を進めていく。
インド映画界で“最も高額な出演料”とされるトップ女優パードゥコーンが、パドマーワティを熱演。ランビーア・シンが溢れる野心と凶暴性、そして頂点に立つ王の孤独を垣間見せるアラーウッディーン、シャヒド・カプールがいかなる窮地にも高潔さを失わないラタン・シンに扮する。現在の“ボリウッド”を代表する3人のスターが重厚な演技合戦を繰り広げ、それぞれの信念が交差する神話を紡ぎ出す。
監督は、美しい映像が高く評価された「ミモラ 心のままに」などのサンジャイ・リーラ・バンサーリー。巨額の製作費により、壮麗な宮廷や絢爛豪華な衣装、大軍勢によるスペクタクルな合戦など、細部まで計算し尽くしためくるめく歴史絵巻が完成した。「パドマーワト 女神の誕生」は、6月7日から東京・新宿ピカデリーほか全国で公開。
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ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
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