ルーカス・ヘッジズ「父の映画には絶対出ない」決意覆したのは、オスカー女優の言葉
2019年3月8日 17:00
クリスマスイブの朝、薬物依存症の治療施設を抜け出した19歳のベン(ヘッジズ)は、突然実家に戻り家族を驚かせる。再会の喜びもつかの間、一家が教会から戻ると、家の中が荒らされ、愛犬が消えていた。昔の仲間の仕業だと確信したベンは愛犬を取り戻しに向かい、後を追った母ホリー(ロバーツ)は息子の人生を食い荒らす恐ろしい事実を知る。
イタリアで行われた第13回ローマ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した本作。監督・製作・脚本は、ルーカスの父であり、「ギルバート・グレイプ」の原作・脚本で知られるピーター・ヘッジズが担当した。
場面写真は、ドラッグ依存症の療養施設から抜け出したベンが、母ホリー(ロバーツ)と再会のハグを交わすシーンを切り取ったカットのほか、「名探偵ピカチュウ」(5月公開)にも出演しているキャスリン・ニュートン演じる妹のアイヴィーなど、家族の姿をとらえている。何かを気にするような面持ちで誰かと電話をするベンや、継父のニール(コートニー・B・バンス)とアイヴィーが真剣な表情で家族の行く末を案じるようなシーンも披露された。
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」で第89回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされたルーカスの演技力に魅せられたロバーツは、ルーカスを起用すべきだとピーターに直接リクエストを送ったそう。
ルーカスは「父の映画には絶対に出ないとはっきり宣言してきたんだ。自分の父親が監督する映画に出るなんて、考えただけで居心地が悪くなった」と決めていたが、ロバーツのラブコールがその気持ちを覆した。「ジュリア・ロバーツが僕にベンを演じてほしがっていると知った時は、もうクレイジーだったよ。ジュリアは、遥か彼方の国の人のような感じがしていたから、彼女が僕と共演したがるなんて、ものすごくうれしかった。それから脚本を読み、本当に圧倒されたんだ」と、父の書いた脚本に改めて感銘を受けたことを明かした。
「ベン・イズ・バック」は5月24日から全国公開。
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