ブレイク・ライブリー、共演女優の熱演に興奮して…夫ライアン・レイノルズに電話
2019年2月28日 10:00

[映画.com ニュース] ダーシー・ベルのサスペンスミステリー小説を映画化した「シンプル・フェイバー」で共演したアナ・ケンドリック、ブレイク・ライブリーが撮影を振り返り、共演シーンについて語った。
本作は、失踪したママ友エミリー(ライブリー)の行方を追うシングルマザー、ステファニー(ケンドリック)の姿を追う。「ゴーストバスターズ」「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」のポール・フェイグ監督がメガホンをとった。
ケンドリックは「スリラーなんだと思って脚本を読んでいたけれど、『この脚本笑える』ってなったの。表書きを見たらポール・フェイグが監督と書いてあって、『なるほど。それなら、ものすごくツイストされた、面白い作品になる』と思ったわ。人間性も追求したものだし、ミステリーでもあり、ヒッチコック的でもあり、時にすごく現実的で、時にすごくカッ飛んでいる。だから、ジャンルを超えた要素があり、そこが楽しめる」と本作の魅力を紹介する。
ライブリーも「さまざまなジャンルを超えるところが面白いと思ったわ」と同調し、「映画の中にはすごく感情的なシーンなのに、むしろすごくリアルに描かれているシーンもある。その狙いは、キャラクターに共感することで感情も理解できるようにするためだった」と練られた脚本について言及する。
2人は撮影を通してすっかり親交を深めたようで、ケンドリックは「11ページにもわたるシーンを一緒に演じなくてはいけなくて、しかもコメディとスリラーの間を行くような非常に含みのあるシーンを演じる場合、お互いを完璧に信頼しあってないとできないの。だから、ブレイク(・ライブリー)がパートナーで本当に感謝している。いろいろな層がある映画だし、危険な賭けでもある映画だから、彼女と共演できてすごく恵まれていたと思う」と伝える。
ライブリーも「アナ(・ケンドリック)がどんな素晴らしい演技を見せてくれるのか、いつも想像もつかなかった」と絶賛し、「ユーモアと感情的なシーンを絶妙なバランスで演じてくれる。それを見ているとすごく興奮したし、彼女のおかげでそのシーンがすごく生き生きとしたものになったと思う。毎晩家に戻る度に夫(ライアン・レイノルズ)に電話して、『今日のアナとのシーンは最高だった』と言っていたの」と裏話を披露。
続けて、撮影前から時間をかけて脚本を読み込み、2人が同じニュアンスで演じられるよう確認し合ったと振り返り、「実際カメラが回った時は、それを実践できたわけだからものすごく楽しかった。長い準備の後で、2人がお互いの演技を楽しんでいるところだから。それがそのままスクリーンに表れていると思う」と共演シーンに自信をにじませた。
「シンプル・フェイバー」は3月8日から全国公開。
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