ジョン・ラセターのトップ就任に抗議、エマ・トンプソンが降板
2019年2月21日 11:00
[映画.com ニュース] ジョン・ラセター監督のトップ就任に抗議するために、英ベテラン女優エマ・トンプソンがスカイダンス・アニメーション作品から降板していたことが明らかになった。米バラエティが報じている。
ラセター監督は、女性社員からのセクハラ告発をきっかけにピクサー・アニメーション・スタジオとウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオを半年間休職したのちに、昨年末に退社している。しかし、今年1月に「スター・トレック」シリーズや「ミッション:インポッシブル」シリーズを手がけるスカイダンス・メディアが、アニメーション部門のトップにラセターを招聘したと発表したことから、#MeTooや#TimesUpといったムーブメントに逆行するとして、デビッド・エリソン最高経営責任者は批判にさらされていた。
そしてこのほど、スカイダンス・アニメーション作品「ラック(原題)」に声優として出演予定だったトンプソンが降板していたことが明らかになった。昨年レコーディングを数回行っていたが、ラセター監督の就任が決まった直後に、同企画からの降板を決めたという。今後、他の有名俳優がスカイダンス・アニメーション作品を敬遠することになれば、同社は窮地に立たされることになる。
ちなみに「ラック(原題)」は、幸運と悪運を支配しようとするふたつの対立勢力が存在する世界を舞台にした物語で、「カンフー・パンダ3」のアレッサンドロ・カルローニ監督が指揮をとる。2021年全米公開予定。
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