【全米映画ランキング】J・キャメロン製作&R・ロドリゲス監督「アリータ バトル・エンジェル」がV
2019年2月19日 18:30

[映画.com ニュース]プレジデンツ・デイ(大統領の日)の週末。3連休を前に3本の新作が公開され、ジェームズ・キャメロン製作&ロバート・ロドリゲス監督によるSFアクション超大作「アリータ バトル・エンジェル」が約2780万ドルのオープニング興収で首位デビューを果たした。
同作は木城ゆきとによる日本のSF漫画「銃夢(ガンム)」が原作。天空のユートピア都市「ザレム」と、それ以外の貧しい地上の都市に分断された数百年後の地球を舞台に、くず鉄だらけの地上の街「アイアンシティ」のスクラップの中から見つけられたサイボーグ少女アリータが、不平等な世界を変えるために立ち上がる。タイトルロールは「メイズ・ランナー 最期の迷宮」のローサ・サラザール。共演にオスカー俳優のクリストフ・ワルツ&マハーシャラ・アリ、オスカー女優ジェニファー・コネリーにジャッキー・アール・ヘイリー、エド・スクレインなど。製作に「タイタニック」「アバター」をキャメロンと共同製作したジョン・ランドー。製作総指揮は1980年代から90年代半ばまでマルパソ・プロダクションでクリント・イーストウッドの片腕として「許されざる者」などの製作に携わったデビッド・バルデス。
2位は前週首位のアドベンチャーコメディ「レゴ(R) ムービー2」。2週目も2000万ドル以上の興収をあげ、累計は約6200万ドルに。
約1420万ドルのオープニング興収で3位デビューとなったのは「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」「ピッチ・パーフェクト」で知られるオーストラリア出身のコメディエンヌ、レベル・ウィルソン主演の「ロマンティックじゃない?」。ラブコメディ映画やテレビドラマが大嫌いな女性建築士ナタリー(ウィルソン)は、ニューヨークの地下鉄の駅で強盗に遭い、逃げる途中で頭を打ったことがきっかけで、自分が存在する世界が「ラブコメ」の世界になったことに気づく。ナタリーはイケメン男性から求愛されるなどキラキラした世界に戸惑いながらも恋愛に浸る楽しさを徐々に理解していく。共演はリアム・ヘムズワース、アダム・ディバイン。監督は「ハロルド&クマー クリスマスは大騒ぎ!?」「ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ」のトッド・ストラウス=シュルソン。
ジェイソン・ブラム製作のホラー「Happy Death Day」の続編「Happy Death Day 2U」は約980万ドルのオープニング興収で5位デビュー。前作では、カレッジ内で<何度も殺されるタイムループ>に入り込み、そこから抜け出そうと試みる女子大生ツリーの姿を描いたが、今回はツリーの友達共々<何度も殺されるタイムループ>に入り込んでしまう。「ラ・ラ・ランド」にも出演したジェシカ・ロースが前作と同じ役で主演。監督も前作同様、「パラノーマル・アクティビティ」シリーズを手がけてきたクリストファー・ランドン。
今週末は、ドリームワークス・アニメーションの「ヒックとドラゴン」シリーズ第3作「How to Train Your Dragon: The Hidden World」のほか、ドウェイン・ジョンソン製作・主演のコメディ「Fighting with My Family」が拡大公開に。
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