スティーブン・キング原作「ザ・スタンド」がテレビドラマ化
2019年2月17日 19:30
[映画.com ニュース] 巨匠スティーブン・キングの代表作のひとつといわれる「ザ・スタンド」が、ミニシリーズとして再映像化されることが正式決定した。米バラエティが報じている。
原作の「ザ・スタンド」は、殺人ウィルスによって人口の大半が死滅したアメリカを舞台に、生き残った人間たちが繰り広げる善と悪の戦いを描いた壮大な黙示録的小説。1994年に米ABCがゲイリー・シニーズ、モリー・リングウォルドらの主演で、6時間のミニシリーズとして映像化されている。
近年では、米ワーナー・ブラザースが映画化企画を立ち上げ、監督にはベン・アフレックやスコット・クーパー、ポール・グリーングラスらの名前が挙がったものの、実現に至っていない。その後、「きっと、星のせいじゃない。」のジョシュ・ブーン監督が、CBSテレビジョン・スタジオで同企画のミニシリーズ化の準備を行ってきた。CBSはこのほど、自社のストリーミングサービスCBS All Access向けに10話の制作にゴーサインを出した。ブーンとベンジャミン・カベルが脚本を執筆し、ブーンが自らメガホンをとることになるという。
キングは今回の発表にあたり、「『ザ・スタンド』が新たなプラットフォームで、新たな命を得ることに、とても興奮するとともに喜んでいます」とコメントを発表。さらに、「脚本はとてつもなく素晴らしいです。この作品は、視聴者を決して起きてはいけない未来に連れていってくれるでしょう」と製作陣への信頼をにじませた。
「ザ・スタンド」のキャスト、および、配信開始日は現時点では不明。
「きっと、星のせいじゃない。」
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