ワーナーが「アクアマン」スピンオフ映画の準備をスタート
2019年2月13日 11:00
[映画.com ニュース] DC映画「アクアマン」が全世界興収11億ドルを超える大ヒットを記録した、同作の製作・配給を手がけた米ワーナー・ブラザースが「アクアマン」で主人公たちを襲撃する怪物トレンチを主人公にしたスピンオフ映画「ザ・トレンチ(仮題)」の準備を開始したと、米ハリウッド・レポーターが報じている。
トレンチとはDCコミックの原作に2011年に初登場した比較的新しいキャラクターで、アトランティスが海底に沈んだ際に、モンスターに進化した種族という設定。「ザ・トレンチ(仮題)」はトレンチの王国を舞台にしたホラー要素の強い作品となるという。
ワーナーは、ノア・ガードナーとエイダン・フィッツジェラルドの脚本家コンビに脚本執筆を依頼。二人はJ・J・エイブラムスの制作会社バッド・ロボットのアシスタント出身の脚本家チームで、水中スリラー「The Volos(原題)」を執筆している。
ちなみに、「ザ・トレンチ(仮題)」には「アクアマン」のキャラクターは登場しない予定だ。「アクアマン」続編の準備を開始しない理由については、主演のジェイソン・モモア(「ゲーム・オブ・スローンズ」)やメガホンを取ったジェームズ・ワン監督(「ワイルド・スピード SKY MISSION」)など主要メンバーが、一息つくことを希望しているからだそうだ。