奥田瑛二「キムタクに勝った」主演映画「洗骨」全国拡大に喜び爆発
2019年2月10日 19:15

[映画.com ニュース] お笑いコンビ「ガレッジセール」のゴリが、本名の照屋年之名義で監督した「洗骨」の公開記念舞台挨拶が2月10日、東京・シネマート新宿で行われた。
沖縄の離島・粟国島に今なお残る風葬をテーマに家族の再生と未来を描く物語で、沖縄では1月18日に4館で先行公開され、「ボヘミアン・ラプソディ」や木村拓哉主演の「マスカレード・ホテル」を上回る動員を記録。今月9日から全国35館に拡大され、照屋監督は「沖縄の勢いが全国に広まってくれたら」と期待を寄せた。
もともと短編映画のロケハンで粟国島を訪れた際に風葬のことを初めて知り、実母が亡くなった時期とも重なって「怖さや感動も含め、先祖への感謝の念を感じた時、映画にせずにはいられないと思った」と脚本を執筆。「大勢の人の地と汗がつまっていて、我が子のようにかわいい。早くみせたくてしようがなかった。年賀状に赤ちゃんの写真を使う人の気持ちがようやく分かった」と感慨深げに話した。
主演の奥田瑛二は、「僕が、キムタクに勝ったってことだよね。うれしくてしゃべり始めると、永遠に続きそう」と大喜び。妻に先立たれた悲しみから立ち直れない一家の主を演じ、「よくぞこの年で、こういう映画に巡り合えた。脚本を読んで20何年ぶりに、監督にすぐ会いたいと思った。自信を持ってお届けできる」とアピールし、照屋監督を称えた。
娘役で出産間近の妊婦に挑戦した水崎綾女は、「命をつなぐ重要な役なので、私が妊婦に見えないと映画を壊してしまう」と、役作りのため撮影の約1カ月前から域縄でおなかを大きくした状態で生活。その努力が報われ、「前作で第1章を終えて引退まで考えたけれど、もう一度頑張っていこうという第2章の始まりになった」と笑顔で語った。
しかし、ここで照屋監督が「大変だったんですよ」と介入。「奥田さんが水崎さんを飯に連れて行くんですけれど、島には食堂が1軒しかなくて皆がいる。奥田さんが、若い女優を妊娠させて沖縄に潜伏しているということになりかねなかった」と暴露。水崎も、「奥田さんがよくおなかを触ってくるので、なおさらそう見えるんですよね」と明かし、奥田を苦笑させていた。
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