「リング」最新作は池田エライザ主演で5月24日公開 新たな貞子が、きっと来る
2019年2月8日 04:00

[映画.com ニュース] 世界的人気ホラーシリーズ「リング」の最新作が、「貞子」のタイトルで5月24日に公開されることがわかった。主演は、若手実力派女優として進境著しい池田エライザ。シリーズ第1作を手がけた中田秀夫監督が再びメガホンをとり、“貞子の恐怖の原点”を描き出す。
鈴木光司氏のホラー小説を映画化し、興行収入20億円を超える大ヒットを記録した「リング」(1998)。後に続くJホラーブームの火付け役となっただけでなく、米ハリウッドでもリメイクされるなど、世界的な人気を博す“ホラー映画の金字塔”にまで成長した。
シリーズ誕生から約20年間、スマートフォンの登場など社会的変化に即し、歩みを止めず進化を遂げてきた貞子。「日本で最も有名な怨霊」として、マスコット扱いされることも少なくないが、今作では「リング」オリジナルチームが結集し、観客を新たな恐怖のどん底に突き落としていく。
池田が演じるのは、病院で心理カウンセラーとして働く茉優。公営住宅の火事により保護され、記憶喪失となった少女を担当したことから、奇妙な出来事に巻き込まれていく。「お話をいただいた時は、日本にとどまらず世界に衝撃を与えた作品に携わることへの喜びとともに、『貞子』というタイトルを私が背負っていいものか不安な気持ちになりました。ですが監督の熱のこもった言葉たちに救われて、この作品に身を投じること決意いたしました」と振り返り、「平穏な世界にじわじわと迫り来る恐怖……。現場は穏やかに見えて、いつも何処か張り詰めていました。生唾を飲んで、身を硬直させ、冷や汗をかき……、最後にはそこが映画館である。ということに安堵していただける……のかな。保証はできませんが、ひとつ言えるのはこの映画、容赦ないです。どうか楽しみに待っていてください」とホラーファンの期待をあおっている。
さらに中田監督は、「『リング』では『この映画で世に出たい』の一心でありったけの情熱を注いだし、アメリカの『ザ・リング2』では、ハリウッドのスタジオ映画を指揮するという、胸踊る体験も得た」と思いの丈を述べる。続けて「時を経て、今回の『貞子』では、今、純粋に私自身が『イケてる』と思うホラー表現をシンプルに、がむしゃらに追求したつもりだ。『リング』を同時代で見てくれた世代にとっては、『そうそう!』と肯いてもらえるものを、見てはなくとも貞子の風貌、動きは知っているティーンたちには、『今度の貞子はここが違う、スゴい!』と驚がくしてもらえるものを目指した」と自信をみなぎらせ、「池田エライザさんには、弱きものを思う優しさと貞子に立ち向かう逞しさを喜怒哀楽十二分に表現してもらった。新時代のスクリーミング・ヒロイン誕生だと自負している」と明かしている。
なおYoutube(youtu.be/LASI-KDtIIo)では、20秒間の特報映像が公開されている。
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