A・クリスティが遺産をめぐる一族描いた「ねじれた家」 G・クローズ主演で初映画化
2019年1月30日 17:00

[映画.com ニュース] ミステリーの女王アガサ・クリスティの長編小説を映画化した「Crooked House(原題)」が、「アガサ・クリスティー ねじれた家」の邦題で4月19日に公開されることがわかった。第2次世界大戦直後の英ロンドンで起こった大富豪の毒殺事件をきっかけに、巨額の遺産をめぐり思惑と憎しみが渦巻く一族の物語を紡ぐ。「天才作家の妻 40年目の真実」で第76回ゴールデングローブ賞の主演女優賞に輝き、第91回アカデミー賞にノミネートされているグレン・クローズが主演を務めている。
クリスティ自身が「最高傑作」と語る1949年に発表された小説「ねじれた家」を、約70年の時を経て初映画化。ある日、無一文から巨万の富を築き上げた大富豪レオニデスが毒殺され、私立探偵チャールズは捜査に乗り出す。広大な屋敷でチャールズを待っていたのは、愛人を持つ若い後妻ブレンダ、映画製作の資金を手に入れたい長男、父から受け継いだ会社が倒産寸前の次男、亡き前妻の姉であり一族を取り仕切る大伯母イーディス。やがてチャールズは、心の“ねじれた”一族全員に殺害の動機があることに気付く。
大伯母イーディスを演じるのは、希代の名女優クローズ。事件を追うチャールズ役を「天才作家の妻」でもクローズと共演したマックス・アイアンズ、主任警部役をテレンス・スタンプが務める。そのほか「X-ファイル」シリーズのジリアン・アンダーソン、ドラマ「MAD MEN マッドメン」のクリスティーナ・ヘンドリックスら豪華キャスト陣が顔をそろえた。「サラの鍵」「ダーク・プレイス」のジル・パケ=ブレネールがメガホンをとり、「ゴスフォード・パーク」やドラマ「ダウントン・アビー」のジュリアン・フェロウズが脚本を担当した。
あわせてお披露目された場面写真には、スキャンダラスな騒動に巻き込まれていく、殺人の“容疑者”である一族の面々が勢揃い。また英国式の荘厳な屋敷を舞台に、華やかな上流階級の生活を堪能することができるクラシカルな衣装やインテリアの数々も映し出されている。
「アガサ・クリスティー ねじれた家」は、4月19日から東京の角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で公開される。
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