ロバート・レッドフォード、仏セザール賞名誉賞に選出
2019年1月21日 13:30

[映画.com ニュース] 昨年夏に「ジ・オールド・マン・アンド・ザ・ガン(原題)」をもって俳優業からの引退を表明した、ハリウッドの生ける伝説ロバート・レッドフォードが、フランス版アカデミー賞として知られるセザール賞の名誉賞に選出された。バラエティほか複数の米メディアが報じている。
同賞を主催する仏映画芸術技術アカデミーのアラン・テルジアン会長は、「アイコニックな名優として、卓越した監督として、情熱的なプロデューサーとして、さらには世界最高峰のインディペンデント映画祭であるサンダンスの創設者として、映画界に偉大な足跡を残した」と選出理由を説明している。
レッドフォードの監督デビュー作にして、1980年度アカデミー賞主要4部門(作品・監督・助演男優・脚色賞)に輝いた傑作ヒューマンドラマ「普通の人々」から、「明日に向って撃て!」「追憶」「候補者ビル・マッケイ」「愛と哀しみの果て」など俳優としての代表作までを挙げたうえで、「後世まで映画史に多大な影響を与え続けるであろう名作を、これほど多く輩出した俳優/フィルムメーカーはまれ。ロバート・レッドフォードの名は、その不朽の業績とともに映画史に永遠に刻まれるべき」と称賛した。
50年代末にブロードウェイでキャリアをスタートさせて以降、アクション大作から社会派ドラマまで幅広いジャンルの映画で世界中の観客を魅了してきたレッドフォードは、2001年にアカデミー賞名誉賞、16年には米国で文民に贈られる最高位の勲章である大統領自由勲章を授与されている。
レッドフォードは、俳優引退作となる先述の「ジ・オールド・マン・アンド・ザ・ガン(原題)」が今夏、日本で公開予定のほか、女優としても活躍する仏監督ローレ・デ・クレアモント=トネールの新作「The Mustang(原題)」で製作総指揮を務める。第44回セザール賞授賞式は、2月22日(現地時間)に仏パリで行われる。
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