原恵一監督&松岡茉優が再タッグ!「バースデー・ワンダーランド」4月26日公開
2019年1月8日 04:00
[映画.com ニュース] 日本を代表するアニメーション監督・原恵一の最新作「バースデー・ワンダーランド」が4月26日に公開されることが決定し、巻き込まれ型の主人公・アカネの声を松岡茉優が担当していることがわかった。劇中で描かれるのは“誕生日”という誰にでも訪れる大切な日に起こる物語。その一端を映し出した特報映像と、アカネの姿をとらえたティザービジュアル2種もお披露目された。
「映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」「河童のクゥと夏休み」で知られ、世界35以上の映画賞を受賞してきた原監督待望の新作は、柏葉幸子氏のベストセラー「地下室からのふしぎな旅」(講談社青い鳥文庫)を原作とした作品。キャラクター・ビジュアルアーティストには、ロシア出身の若手イラストレーター、イリヤ・クブシノブが抜てきされている。
誕生日の前日、自分に自信のないアカネは、謎めいた大錬金術師のヒポクラテスと、その弟子のピポから「私たちの世界を救って欲しいのです!」と懇願され、幸せな色に満ちた不思議な世界“ワンダーランド”へ強引に連れて行かれてしまう。骨董屋の地下室の扉の先から繋がっていたそのカラフルな世界は、色が消えてしまうという危機に陥っていた。“ワンダーランド”を守る救世主となったアカネは、大冒険を繰り広げ、やがて人生を変える決断を迫られる。
アニメーション映画初主演となった松岡は「声のお仕事は、力むし、とても心配だし、お邪魔しますという気持ちが強いですが、“アカネ”というキャラクターへの愛情が原さんからビシビシと伝わってきたので、その気持ちに応えたい、原さんの思っている世界に少しでも近づきたいと思って演じました」と述懐。「この作品は勇気を出して少し視点を変えてみると思いがけない世界が広がるかもしれない、ということを教えてくれると思います。楽しみに待っていて欲しいなと思います」とアピールしている。
「あらゆる世代に楽しんでもらえる作品をつくりたいと思ったのが企画のきっかけ」「初めての本格的なエンタテインメント映画への挑戦」と意気込む原監督。自身初の実写映画「はじまりのみち」でもタッグを組んだ松岡について、初対面となった同作オーディション時を振り返る。「当時はまだ高校生でしたが、媚びない目をしていたのが印象的でした。その後ブレイクしたのも我が事の様に嬉しかった。今回のアカネ役もオーディションで決めました。僕が相手役になって即興でのやりとりをしたのがとても楽しかった。本番のアフレコも、自信のないアカネが少しづつ自分の意思で動き出す変化を見事に演じてくれました」と語っている。
原監督に才能を認められたクブシノブは「自分がデザインしたキャラクターが動いているのを初めて見た時は本当に感動しました。原監督と机を並べて仕事をしていますが、アニメーションの作り方から昨日見たテレビの話まで、本当に楽しく会話をしながら作品づくりをご一緒させていただいています」としみじみ。「イマジネーション豊かなアニメーションを作る人は、人としても素晴らしいんだなと思いました。原監督は私の師匠で、私も原監督のような素敵なアニメーション監督になりたいです」とコメントを寄せている。
「バースデー・ワンダーランド」は、4月26日から全国公開。
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