河童のクゥと夏休み
劇場公開日:2007年7月28日
解説
劇場版「クレヨンしんちゃん」シリーズの「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」で子供だけでなく大人たちも感動させ、高い評価を受けた原恵一監督によるアニメ。木暮正夫の児童文学を原作に、不思議な力を秘めた河童のクゥと少年の友情を描く。小学生の康一は、学校からの帰り道に大きな石を拾う。持ち帰って洗ってみると、それはなんと河童の子供だった。康一は河童にクゥと名付け、一緒に暮らし始めるが……。
2007年製作/138分/日本
配給:松竹
スタッフ・キャスト
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2023年1月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
2023年1月15日
映画 #河童のクゥと夏休み (2007年)鑑賞
#原恵一 監督の脚本は、非日常の設定をリアルに見せるのが上手ですよね。
現代日本にカッパが現れればこうなるだろうなというのを実にリアルに見せてくれます。
クゥちゃんが現れたら絶対一緒に暮らしたいと思わせてくれるお話でした。
こころ休まる映画でした。
背景がよく出来ていて良かったです。その街と連動させながら観ていて、そのにいるかなようでした。
和製ETかなぁ。
2022年12月11日
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鑑賞方法:TV地上波
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クゥちゃんを通じて、ごく普通のサラリーマン家庭に驚きと連帯感、今度はマスコミや世間の目との軋轢に対して一枚岩で明るく立ち向かう姿は立派。この家族の日常や会話シーンも秀逸で、きちんと自己主張もしてベタベタしない関係でいいね。みんなでプチプチを潰すシーンは笑えたけど。
難局のなかで、主人公が親離れして、自我を確立していくプロセスも好きだ。淡い初恋とさりげない別れ、転校生の自分に重なって懐かしかった。
架空なのに河童の実在感。遠野に行きたくなった。
2022年10月27日
Androidアプリから投稿
もし日本の現代社会で河童が見つかったら、見つけた人の反応、社会や周囲の反応はこうなんだろうなと思う。
「妖怪」ってファンタジーな題材を使っているけど、とっても現実味があることをアニメで表現している。
でもフィクションアニメにそれを求めてはないんだよなぁ…ってのが率直な感想。
取材対象のプライバシーを考慮しないマスコミ、思い通りにいかないと途端に仲間はずれにするクラスメート、
相手の気持ちを考えずに携帯で写真を撮る野次馬たち、ぱっとしない主人公などなど。
タイトルから妖怪ものならファンタジー要素強めかなって思って、
現実逃避気分で観たら、めちゃくちゃ現実を突きつけられて、観てて疲れてしまった(笑