全米映画批評家協会賞に「ザ・ライダー」 「ROMA」は3部門制す
2019年1月8日 15:00

[映画.com ニュース] 第53回全米映画批評家協会(National Society of FIlm Critics)が発表され、アルフォンソ・キュアロン監督の「ROMA ローマ」が監督賞と撮影賞、外国語映画賞の3部門を制した。
「ROMA ローマ」は、政治的混乱に揺れる1970年代のメキシコを舞台に、ある中産階級の家庭に訪れる激動の1年を家政婦の視点から描いたヒューマンドラマ。今年の賞レースを牽引する存在になっている。
作品賞に選ばれたのは、中国出身のクロエ・ジャオ監督の「ザ・ライダー」。ジャオ監督はこの作品での手腕が高く評価され、マーベル映画「エターナルズ(原題)」の監督に抜てきされている。
なお、是枝裕和監督の「万引き家族」は、外国語映画賞の次点に選ばれている。
第53回全米映画批評家協会賞の受賞者は以下の通り。
監督賞 アルフォンソ・キュアロン「ROMA ローマ」
主演男優賞 イーサン・ホーク「First Reformed」
主演女優賞 オリビア・コールマン「女王陛下のお気に入り」
助演男優賞 スティーブン・ユァン「バーニング 劇場版」
助演女優賞 レジーナ・キング 「ビール・ストリートの恋人たち」
撮影賞 アルフォンソ・キュアロン「ROMA ローマ」
脚本賞 アーマンド・イアヌッチ、デビッド・シュナイダー、イアン・マーティン 「スターリンの葬送狂騒曲」
外国語映画賞 「ROMA ローマ」
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