走れ、守るために―― 佐藤健×アカデミー賞スタッフ「サムライマラソン」予告完成
2018年12月14日 17:00

[映画.com ニュース] 佐藤健が主演し、米アカデミー賞受賞経験のある製作陣が結集した映画「サムライマラソン」の本予告とポスタービジュアルが、このほど完成した。映像は「走れ! 勝つためではなく、大切なものを守るために――」という言葉が響き、豪華キャスト演じる江戸時代の登場人物たちが、“思い”を背負いながらマラソンに挑む様子を収めている。
“日本のマラソンの発祥”とされ、160年以上にわたり語り継がれている史実「安政遠足(あんせいとおあし)」が題材。時は幕末、迫る外国の脅威に備え、安中藩主・板倉勝明は藩士を鍛えるため、十五里(約58キロ)の山道を走る遠足を開催する。しかし、これが行き違いにより幕府への反逆とみなされ、藩士不在の城に安中藩とり潰しを狙う刺客が送り込まれた。ただひとり危機を知った忍び・唐沢甚内(佐藤)は、愛する者のため、仲間のため、計画を阻止するべく走りだす。
共演には小松菜奈、森山未來、染谷将太、青木崇高、長谷川博己、豊川悦司、竹中直人ら、製作陣には「ラストエンペラー」のジェレミー・トーマス氏、「おくりびと」の中沢敏明氏らが名を連ねるビッグプロジェクト。ポスタービジュアルは佐藤らの表情を活写し、「行きはマラソン、帰りは戦」というコピーを配置している。
そして予告は、藩主・勝明(長谷川)が遠足開催を宣言する様子からスタートする。身分を隠し生きる忍び・唐沢、江戸に出たいじゃじゃ馬・雪姫(小松)ら思いを秘めながら参加する彼らだが、迫り来る幕府の刺客を食い止めるため一致団結。単なる遠足が藩存亡をめぐる戦へと変貌するなか、唐沢たちは“真の侍”へと成長していく。キャストの熱演だけでなく、「乱」で第58回アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞したワダエミ氏が手がけた衣装など、クリエイティブ面でも目を引く映像となっている。
「サムライマラソン」は、2019年2月22日から全国で公開。
(C)“SAMURAI MARATHON 1855”FILM Partners
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