「インドネシア日本映画週間2018」が「カメ止め」で開幕し新旧36本を上映
2018年12月12日 13:00

[映画.com ニュース] 「インドネシア日本映画週間2018」(https://www.vipo.or.jp/news/19963/)が、インドネシアの首都ジャカルタ中心部のシネコンCGVグランド・インドネシアで12月7日に開幕した。オープニングセレモニーとレセプションが行われ、オープニング作品として上映された上田慎一郎監督「カメラを止めるな!」のキャストらが登壇し、ジャカルタでも熱烈に支持され、開幕を盛り上げた。
「インドネシア日本映画週間2018」は、文化庁主催のアジアにおける日本映画特集上映事業で、国際交流基金の「日本映画祭 JAPANESE FILM FESTIVAL」と共催。日本とインドネシアの国交樹立60周年の記念事業でもある。日本映画の最新作、時代劇、青春映画、特撮作品、ドキュメンタリー、アニメーションなど新旧合わせて36本を上映。16日までの10日間、監督や出演者の舞台挨拶をはじめ、国際共同製作のシンポジウム、特撮ワークショップ、トークショーなど様々なイベントが行われている。
8日には特別招待作品として、石井裕也監督「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」が上映され、出演の石橋静河が流暢な英語を交えながら舞台挨拶を行った。また、山崎賢人と川口春奈が共演した「一週間フレンズ。」の村上正典監督、松岡茉優主演「勝手にふるえてろ」の大九明子監督も上映後に登壇し、観客からの質問に答えた。
そのほか「夜明け告げるルーのうた」「メアリと魔女の花」「百日紅 Miss HOKUSAI」「かぐや姫の物語」などが上映され、インドネシアでも日本アニメの人気は高く、多くの観客が詰めかけている。9日には、ポノック短編劇場の第1弾「ちいさな英雄 カニとタマゴと透明人間」の西村義明プロデューサー、百瀬義行監督が、上映後にスタジオポノックのアニメ制作などについて語った。16日のクロージング作品は、日本・インドネシア・フランス共同製作「海を駆ける」で、深田晃司監督、主演のディーン・フジオカが凱旋舞台挨拶を行う予定となっている。
なお、国際交流基金の「日本映画祭」はアジア・太平洋諸国をターゲットに実施しており、昨年度は13カ国・40都市で開催し、13万9510人(前年度比37・8%増)を動員。インドネシアでは昨年度8800人を動員し、前年度比87・2%増という高い伸びを記録した。国際交流基金は、情報交換の場となる総合サイト「JFF ウェブマガジン」(全9言語対応)を昨年10月に開設。今後、各地で日本映画を長期単館上映していく「日本映画アンテナシネマ」をスタートさせ、映画祭、ウェブマガジンと融合させたプラットフォームを構築し、日本映画への親近感、認知度を高めてビジネスにつなげていく。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“最高&最幸”の一作!
【過去最高の評価!最も泣いた!】ありがとう、そして…さようなら!? 結末は絶対に観て…!
提供:キノフィルムズ

地上波では絶対ムリな超過激作
【超暴力的・コンプラガン無視!】狂キャラが常軌を逸した大暴れ!!【敵の事務所にロケットランチャー】
提供:DMM TV

“ハリポタファン”に熱烈に推したい
【夢のような空間がここにある】GWにぜひ堪能してほしい特別な体験【忖度なし正直レビュー】
提供:ワーナー ブラザース スタジオ ジャパン

たべっ子どうぶつ THE MOVIE
【裏切りすんごい】キッズ向けとナメてたら…全然“甘くなかった”!!嘘やろ、こんな…ええんか…?
提供:クロックワークス、TBSテレビ

マインクラフト ザ・ムービー
【予想の5倍面白かった】そして、この映画で人生がレベルアップする【息つく間もない“楽しさ”連続】
提供:ワーナー・ブラザース映画

なんだこの強烈に面白そうな映画は!?!?
【尋常じゃなく面白そうな6つの魅力】予告だけで「めちゃくちゃ良さそう」が湧き上がる…観なければ!
提供:ディズニー

サメ!ゾンビ!ガメラ!
【狂った名作・怪作が無料大量放送】人類終了のお知らせ! ありがとう“GWの夜”が決まった
提供:BS12