「スター・ウォーズ」最新TVシリーズ、日本のアニメから強い影響
2018年11月30日 16:00

[映画.com ニュース] 千葉・幕張メッセで開催中の「東京コミックコンベンション2018」(通称:東京コミコン2018)で11月30日、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」以前の物語を描いた最新テレビシリーズ「スター・ウォーズ レジスタンス」のPRイベントが行われ、エグゼクティブ・プロデューサーのアシーナ・ポルティーヨ、複数のエピソード制作に携わるポリゴン・ピクチュアズのジャック・リアンが出席した。
銀河帝国の残党から生まれたファースト・オーダーが勢力を拡大する中、未知なる可能性を見出された若きパイロットのカズが、BB-8とともにスパイとして、ファースト・オーダーに潜入する。パイロットの活躍にスポットをあて、スピード感あふれる空中戦が見どころになっている。
ポルティーヨは「今まで見たことがないアニメーションにしたかった。具体的には、3Dアニメーションで作画しても、見た目は2D。そんなテイストを意識した」といい、「影響を受けたのは、『マクロス』シリーズ、『シドニアの騎士』『山賊の娘ローニャ』といった日本のアニメーションなんです」。スパイものとしてのユーモアも盛り込まれており、リアンは「ルパン三世」の影響も明かしていた。
ルーカスフィルムとポリゴン・ピクチュアズは、「スター・ウォーズ クローン・ウォーズ」でもタッグを組んでおり「豊富な知識と技術を与えてくれて、毎回学ぶことがある。強いこだわりをもったスタジオ」(ポルティーヨ)、「かん口令が敷かれて大変だったけど(笑)、『スター・ウォーズ』の新たな物語を手がけられるなんて、ワクワクするもの。見たことないアニメ表現を目指し、最高の挑戦になった」(リアン)と互いに全幅の信頼を寄せた。
イベントにはヒロインであるトーラ役を務める声優・佐藤美由希が駆けつけ、「オファーをいただいたときは、正直信じられない気持ちだった。私も『スター・ウォーズ』ファミリーの一員として、トーラの魅力を伝えていければ」と抱負を語った。
「スター・ウォーズ レジスタンス」は12月9日、ディズニーXDとBSテレビ局Dlifeにて初回特別エピソードが日本初放送される。
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