「名探偵ピカチュウ」日本公開は19年5月に! 竹内涼真が吹き替えキャストで参加決定
2018年11月29日 19:14

[映画.com ニュース] 世界的な人気を誇る日本発のゲーム「ポケットモンスター」シリーズ初の実写映画作品「名探偵ピカチュウ」の製作報告会見が11月29日、東京・六本木のグランドハイアット東京で行われ、キャストのジャスティス・スミス、キャスリン・ニュートン、ロブ・レターマン監督、日本語吹き替え版声優を務める竹内涼真が出席。日本公開は、2019年5月になることが発表された。
ハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」を手がけるレジェンダリー・ピクチャーズが製作。行方不明の父親を探す少年ティム・グッドマン(スミス)が、名探偵ピカチュウと組んで事件解決に挑むさまを描く。“人の言葉を話す”名探偵ピカチュウをライアン・レイノルズが演じるほか、ビル・ナイ、リタ・オラ、スキ・ウォーターハウス、渡辺謙が参加している。

レターマン監督はオファーを受けた際のことを振り返り「僕の子どもがポケモンの大ファンなんだ。オファーを受けた時には喜んで飛び跳ねていたよ。だから、OKの決断は簡単なことだった」と語ると、初来日を果たしたスミスは「知らせをもらったのは、ニューヨークのレストランに1人でいた時のこと。外に出た瞬間『やったぜ!』と叫んだよ。小さい頃からポケモンの大ファンですし、監督のビジョンが素晴らしかったので、ぜひ参加したいと思いました」と告白。一方、ティムの父親探しに協力するルーシー役のニュートンは「オーディションを受けた時には、あまり情報が開示されていなかったんです。その後、ポケモンのビジュアルなどの情報を知った時、これは大作なんだと実感しました」と興奮気味に語っていた。
声優初挑戦ながらも、スミス演じるティム役の吹き替えを担当することになった竹内。「(海外版の)予告編が解禁された時、弟と妹と自分の家で見ていたんです。やはり“ポケモン世代”なのですごく興奮してたら、ちょうど今回の参加を知らせる電話があったんです。久々にドキドキしています」と感動の面持ちだ。そして、お披露目された日本語版プロモーション映像(https://www.youtube.com/watch?v=DGEme-q3D78)について「最高ですよ。だって、街中にポケモンがいるんですよ? こんなに嬉しいことはないです。どうやって撮影しているんだろうと、一番最初に思いましたね。もう10回以上見てます」と熱のこもった口調で話していた。

会見は、スミスがワニノコ、竹内がカイリュー、ニュートン&レターマン監督はコダックが一番のお気に入りと明かすなど、終始“ポケモン愛”にあふれていた。フィルム撮影にこだわったレターマン監督は「アメイジングな作品になった」と断言。「実写作品ではありますが、そのなかにアニメの要素を融合して、全く新しい作品にしようと努力しています。東京で泊っているホテルの部屋でも編集作業を進めているんです」と説明していた。
竹内はスミスに聞いておきたいことがあったようで「(本作は)幅広い世代の方が見ると思うんです。なかには字幕版で見た後に、吹き替え版を見る人もいるはず。だからこそ、僕の吹き替えは責任重大。ティムを演じるうえでアドバイスはありますか?」と質問。すると、スミスは「ピカチュウに見せ場を全部持っていかれる可能性があるから気をつけてね(笑)」とジョークを飛ばしつつ、「ティムは過去に色々な出来事があったんです。最初はピカチュウとタッグを組みたがらないんだ。どちらかというとドライでシニカルな感じだから、その点を出していくと良いと思います」と切り返していた。
「名探偵ピカチュウ」は、19年5月から全国の東宝系で公開。
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