リドリー・スコット監督「グラディエーター」続編が本格始動
2018年11月9日 14:00

[映画.com ニュース] 80代を迎えてなお精力的に活動を続ける巨匠リドリー・スコット監督が、以前より意欲を燃やしていた「グラディエーター」(2000)の続編の製作に向け、ついに動き出したようだ。
「グラディエーター」は、古代ローマ帝国を舞台に将軍から剣闘士となった男の数奇な運命を描いた歴史スペクタクル大作。第73回アカデミー賞では作品賞と主演男優賞(ラッセル・クロウ)を含む主要5部門を制した。
米Deadlineが独占で報じたところによれば、続編では前作のラスト、コロシアムでの直接対決の末、妻子の仇であるローマ皇帝コモドゥス(ホアキン・フェニックス)を倒し、自らも果てたマキシマス(クロウ)に代わり、コモドゥスの甥(おい)にあたる若き皇位継承者ルキウスが主人公になるという。
「ザ・タウン」や「トップガン」の続編「トップガン:マーベリック(原題)」を手がけたピーター・クレイグが脚本を執筆、スコットは自身の製作会社スコット・フリーを通して製作を務めるのに加え、自らメガホンをとる意向。米パラマウント・ピクチャーズが製作および配給元になる線が濃厚だ。
スコット監督は現在、米ケーブル局TNTのSFドラマ「Raised By Wolves(原題)」でテレビシリーズ初メガホンをとるべく撮影準備に入っているほか、米女性報道カメラマン、リンジー・アダリオの半生をスカーレット・ヨハンソン主演で映画化するタイトル未定の新作、アーサー王伝説でおなじみ魔術師マーリンの少年時代を描くディズニー映画「マーリン(仮題)」など多数の企画を抱えている。そのため近日中に製作が本格始動するかどうかは不明だが、一大旋風を巻き起こした傑作の満を持じての続編だけに、世界中から注目を集めることだけは間違いなさそうだ。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)