「ボヘミアン・ラプソディ」キャストが来日!鏡開きでヒット祈願「愛してくれると嬉しい」
2018年11月7日 20:15

[映画.com ニュース] 世界的人気ロックバンド「クイーン」を題材にした映画「ボヘミアン・ラプソディ」のジャパンプレミアが11月7日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、出演したラミ・マレック(フレディ・マーキュリー役)、グウィリム・リー(ブライアン・メイ役)、ジョセフ・マッゼロ(ジョン・ディーコン役)が出席した。
マーキュリーの半生を中心に、数々の名曲誕生の瞬間や、20世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」での圧巻のパフォーマンスを再現するとともに、華やかな活躍の裏にあった知られざる秘話を描き出す。現地時間11月1日に全米で封切られ、同国の音楽映画としては歴代2位となる、オープニング興行収入約56.6億円を記録。世界興収はすでに160億円を突破している。
同館前の大階段に敷かれたカーペットでは、周囲に投げキッスを贈ったマレック。「クイーン」の面々は1975年の初来日以後、大の親日家として知られていただけに、「今夜、ここに来られて本当にワクワクしています」と、誠実さがにじむ穏やかなトーンで明かす。「日本が最初に『クイーン』を愛してくれ、『クイーン』も日本を愛していた。『クイーン』が日本に初めて来たとき、まるで『ビートルズ』のようだったと聞いています。できれば同じように、この映画を愛してくれると嬉しい」と思いを込め、「フレディは日本文化を愛していました。彼が持っていた着物を再現し、着るシーンがありますが、とても大きな意味がありました」と述べた。
さらにブライアン・メイやロジャー・テイラーが音楽総指揮を担っており、3人はその“直接指導”に言及。マレックは「2人は役を決める最後の決定権を持っていた。彼らが私のような男を受け入れてくれ、本当に光栄に思っています」とほほ笑みを浮かべ、「いまや2人は、僕の友人。フレディについての美しい話を聞かせてくれた。人生にとって、非常に深い出来事でした」としみじみ振り返る。
続けてリーも、「85年のライブ・エイドのシーン。演者として本当に怖かった。5週間リハーサルを重ねたよ」と戦々恐々だった日々を語り、「初日にブライアンさんが来ていた。僕たちへの感想を聞くと『よかったよ。でも、きみはロックスターだ。もうちょっとエゴを見せていい』と。素晴らしい瞬間だった。世界で最も偉大なギタリストから『きみはロックスターだ』と言われたんだから」と目を細める。マッゼロも同じシーンに思いを馳せ、「見に来ると聞いて、恐怖におののいたよ。走って隠れようと思った。でも実際に会うと、2人は大きなハグであたたかく迎えてくれた。ブライアンとロジャーは自分を演じた役者だけを見るのではなく、私にも配慮してくれた。『必要なことがあったら言ってほしい』と言われ、特別な思いになった。常に彼らの支持を感じ、撮影に臨めたんだ」と感激の様子で話していた。
この日は“鏡開き”も実施。観客による足踏みと手拍子、そして「ウィ・ウィル・ロック・ユー!」という大合唱とともに、法被を着込んだマレックらは力いっぱい槌を振り下ろし、映画のヒットを祈願した。
なおロジャー・テイラー役のベン・ハーディは、伊ローマでの新作撮影スケジュールが変更されたため、来日はかなわなかった。「ボヘミアン・ラプソディ」は、11月9日から全国公開。
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