SKIPシティ国際Dシネマ映画祭で2冠!底辺で生きる人々描く「岬の兄妹」19年全国公開
2018年10月27日 11:00

[映画.com ニュース] 「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018」で2冠を獲得した映画「岬の兄妹」が、2019年に全国で公開されることがわかった。
若手映像クリエイターの発掘・育成を目的に、様々な支援事業を展開してきた「SKIPシティ彩の国ビジュアルプラザ」。開設15年目という節目に、全国での劇場公開を支援する「“最速・最短”全国劇場公開プロジェクト」を企画。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭でも国内コンペティション最優秀作品賞、観客賞のダブル受賞に輝き、底辺で生きる兄妹を活写した本作が、全国の劇場で公開できる“即戦力作品”として評価された。
ポン・ジュノ監督や山下敦弘監督の下で助監督を経験した片山慎三が監督・脚本・編集を務めた本作。「ローリング」の松浦祐也と「菊とギロチン」の和田光沙が兄妹を演じるほか、1980年代の日活ロマンポルノを代表する女優・風祭ゆきが産婦人科医に扮する。
足に障害を持つ良夫は、知的障害を抱える妹・真理子と2人暮らし。ある日仕事を解雇された良夫は、貧困から脱するため、妹に売春をさせて生計を立てようとする。しかし、2人には様々な試練が待ち受けていた。
全国公開に寄せ、片山監督は「貧困、障害、性、犯罪、暴力……そういったものを包み隠さず描きました」と明かし、「見た方の価値観が変わるような映画になればと思いながら、一切の妥協なしで2年間かけて作りました。ぜひ、1人でも多くの方に見てもらいたいです」とメッセージを残した。
第31回東京国際映画祭での上映も決定している「岬の兄妹」は、2019年から全国で公開。
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