「バーバラと心の巨人」監督、マーベル女優を4カ月かけて口説いた!?
2018年10月12日 19:00

[映画.com ニュース] グラフィックノベル「I KILL GIANTS」を映画化した「バーバラと心の巨人」(公開中)のアンダース・ウォルター監督が、キャスティングやこだわりの演出方法について語った。
「ハリー・ポッターと賢者の石」「ホーム・アローン」のクリス・コロンバス監督がプロデューサーを務める本作は、やがて襲来する巨人を倒す使命があると信じる風変りな少女バーバラの行く末を描く。
メガホンをとったのは、「HELIUM(原題)」で第86回アカデミー賞短編実写賞を受賞したデンマーク出身のバルター監督。本作について「バーバラ自身の性格やアグレッシブさを守るように努めたんだ。バーバラは活発で言葉使いがとても豊かな女の子で、きつめの話し方もする。ファミリームービーにすることでそのエッセンスが失われないように意識した」とこだわりを明かす。
バーバラ役のマディソン・ウルフは600人の候補から抜てきし、「会った瞬間に直感で何か感じるものがあった。最初に会った時から抜群に秀でていた」と絶賛。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズなどで知られ、本作ではバーバラの教師を演じるゾーイ・サルダナについては「4カ月追いかけて連絡をしていたんだけど、なかなか返事をしてくれなかった。やっと会ってこのプロジェクトの話をしたら、とても気に入ってくれたんだ」と念願かなっての出演だったという。
壮大な物語を映像化し「観客にいろいろ考えさせながらストーリーを追って行かせたかったんだ。だから、早い段階であまり多くを見せないことにこだわった。スティーブン・スピルバーグ監督の『ジュラシック・パーク』や『ジョーズ』でも採用している手法だけど、最後まで巨人は姿を現さない。だからこそサスペンスが増していくし、それが観客をワクワクさせるんだ」と語った。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

吉永小百合“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

なんだこのカッコイイ映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

キムズビデオ
【この衝撃作を知ってるか?】“大注目ドキュメンタリー”の魅力を語ってきた!
提供:ラビットハウス、ミュート