「アンダー・ザ・シルバーレイク」は“あの名作”をオマージュしていた!
2018年10月4日 19:00

[映画.com ニュース] アンドリュー・ガーフィールド主演、デビッド・ロバート・ミッチェル監督のサスペンススリラー「アンダー・ザ・シルバーレイク」に、数々の映画ネタが仕込まれていることがわかった。
本作は、セレブやアーティストたちが暮らすシルバーレイクを舞台に、消えた美女を探すうちに街の裏側に潜む陰謀を解明することになるオタク青年サム(ガーフィールド)の暴走と迷走を描いた物語。
全編を通して最も明確に映し出されているのが、名匠アルフレッド・ヒッチコック作品へのオマージュ。サムが自分の前から姿を消した美女を追い求める姿は「めまい」を彷彿とさせ、アパートの別の部屋を双眼鏡で覗くサムの姿は「裏窓」を想起させる。劇中には印象的なシーンでヒッチコックの墓までもが登場し、ミッチェル監督のヒッチコックへの畏怖の念を強く感じさせる。
また、サムが思いを寄せる謎の美女サラ(ライリー・キーオ)がアパートのプールで泳ぐ場面は「Something's Got to Give(原題)」でのマリリン・モンローのシーンが再現されており、サラの部屋には「百万長者と結婚する方法」に出演したモンロー、ローレン・バコール、ベティー・グレイブルらのフィギュアが立ち並ぶ。
そのほか、「ラ・ラ・ランド」のロケ地であるグリフィス天文台にサムが迷い込むシーンも登場。ミッチェル監督が「2回以上は観ないと全部はわからないよ」と語っているように、ほかにも監督の仕掛けたオマージュや伏線が多様に隠されている。
「アンダー・ザ・シルバーレイク」は、10月13日から全国公開。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
【本日配信】ジュリア・ロバーツ、アンドリュー・ガーフィールドらが豪華共演! ルカ・グァダニーノ監督による心理スリラー、予告完成
2025年11月20日 12:00
映画.com注目特集をチェック
ナイトフラワー
【衝撃の感動作】昼、母親。夜、ドラッグの売人――大切な人のためならどこまでも頑張れる。
提供:松竹
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー