ディズニー社長、今後「スター・ウォーズ」シリーズをペースダウン
2018年9月29日 08:00

[映画.com ニュース] 米ウォルト・ディズニーのボブ・アイガー代表兼CEOが、米ハリウッド・レポーターの独占インタビューに応じ、「スター・ウォーズ」シリーズの製作ならびに公開を今後ペースダウンする予定であることを明かした。
ディズニーによるルーカスフィルム買収以降に製作された「スター・ウォーズ」映画が、のきなみ世界累計興行収入10億ドルを突破したのに対して、「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」に次ぐスピンオフ第2弾「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」は3億9200万ドルと惨敗。その原因として、前作「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」からわずか5カ月で公開されたことによる「スター・ウォーズ」疲れが指摘されていた。
アイガーCEOは、「公開のタイミングは私自身の判断によるものだったが、今ではそれが大きな失敗を招いてしまったと責任を感じている」と自身の判断ミスを認める。そのうえで、「今後はペースを少し落とす予定だが、『スター・ウォーズ』映画の製作をストップするというわけではない。現にJ・J・エイブラムスは『エピソード9』の撮影真っ只中だし、デビッド・ベニオフとD・B・ワイスによる新たなサーガの企画も進行中だ。『エピソード9』以降の『スター・ウォーズ』作品についてはこれから検討するといった段階だが、公開のタイミングと作品数に関して、今後はもう少し慎重に考慮するつもりだ」と語った。
また、ルーカスフィルムが今後の「スター・ウォーズ」の製作計画を見直していると、Colliderが報じている。関係者によれば、同社は今後、スピンオフ映画の企画をすべて休止し、2019年公開の「スター・ウォーズ エピソード9(仮題)」(J・J・エイブラムス監督)と、その後の3部作に集中するという。
アイガーCEOが言及したベニオフとワイスによる新シリーズに加え、「最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン監督が手がける新3部作の製作は既に決まっているものの、19年12月20日全米公開予定の「スター・ウォーズ エピソード9(仮題)」を除いて公開日は未定。米Colliderによれば、ベニオフとワイスが現在、制作総指揮を務める人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」ファイナルシーズンの仕上げに取りかかる一方で、ジョンソン監督もダニエル・クレイグ主演の新作ミステリー「Knives Out(原題)」の製作準備に入っているため、いずれにせよ、来年内に両プロジェクトが本格始動する可能性は低いという。
果たして20年が「スター・ウォーズ」映画なき1年となるのか、今後の進捗が注目される。

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