「あの頃ペニー・レインと」がミュージカル劇に
2018年9月28日 10:00
[映画.com ニュース] アカデミー賞脚本賞に輝いたキャメロン・クロウ監督の青春音楽映画「あの頃ペニー・レインと」(2000)が、ミュージカル劇になることが明らかになった。米バラエティが報じている。
「あの頃ペニー・レインと」は、15歳にして米音楽誌ローリング・ストーンの記者になったクロウ監督が自身の経験を元にした作品で、1970年代を舞台に、架空のロックバンド「スティルウォーター」のツアーに同行取材することになった少年(パトリック・フュジット)の葛藤と成長を描く。自ら脚本を執筆したクロウ監督がアカデミー賞脚本賞に輝いたほか、ケイト・ハドソンとフランシス・マクドーモンドがアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。
現在、同作のミュージカル劇の準備が行われており、クロウ監督が自ら脚本を執筆。オリジナル曲を「Next to Normal」や「Bring It On」などのミュージカル劇を手がけているトム・キットが作曲、キットとクロウ監督が作詞を手がける。演出は、「The Nether」「People, Places and Things」 「Labour of Love」などの舞台劇を手がけたベテラン、ジェレミー・ヘリンが担当する。現時点では開演時期や舞台などは決まっていない。