青山真治監督の特集上映が開催決定! 仏製作の短編、未ソフト化の中編を披露
2018年9月28日 17:00

[映画.com ニュース] 青山真治監督にフォーカスを当てた特集上映「特集 青山真治」が、10月27日~11月4日に東京・渋谷のユーロスペース、ユーロライブで開催されることが決定。スクリーンにかかる機会が少ない貴重な10作品がラインナップされている。
浅野忠信が主演した「Helpless」(1996)で劇場映画デビューを飾った青山監督。第53回カンヌ国際映画祭では、役所広司と宮崎あおいが共演した「EUREKA ユリイカ」(2000)が国際批評家連盟賞&エキュメニック賞の2冠に輝き、第64回ロカルノ国際映画祭でも「東京公園」(11)が金豹賞(グランプリ)審査員特別賞を獲得。近年は、菅田将暉主演作「共喰い」(13)のメガホンをとるだけでなく、多摩美術大学映像演劇学科出身の甫木元空監督作「はるねこ」(16)のプロデューサーも務めた。
今回の特集では、「冷たい血」(97)、「シェイディー・グローヴ」(99)、「EM EMBALMING」(99)、「路地へ 中上健次の残したフィルム」(01)、「月の砂漠」(01)、「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」(05)に加え、フランスで製作された短編映画「赤ずきん」(08)も上映。多摩美術大学で製作された「FUGAKU」シリーズ3部作「FUGAKU1 犬小屋のゾンビ」「FUGAKU2 かもめ The Shots」「FUGAKU3 さらば愛しのeien」といった未ソフト化の中編も披露されるほか、音楽家で映画評論家の中原昌也が作品の上映と同時に副音声をつけるイベントを予定している。
「今回集められた作品はどれもほとんど知られていないが、なぜか世界のどこかと何らかのつながりを持っていた」と語る青山監督。「そこには人知れぬ歓喜があり屈辱があり友情があり驚嘆があり親愛があり葛藤があった。そして多摩美術大学で撮った三本の中篇は、もう一度映画を作る勇気を与えてくれた。すべて心から愛する作品ばかりである」とコメントを寄せている。
「特集 青山真治」は、10月27日~11月4日に東京・渋谷のユーロスペース、ユーロライブで開催。
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