渡辺直美「アイ・フィール・プリティ!」吹き替え版に登場 超絶ポジティブなポッチャリ主人公を熱演
2018年9月13日 12:00
[映画.com ニュース] 人気お笑い芸人の渡辺直美が、美女に変身するポジティブな勘違いから巻き起こる騒動を描いたコメディ「アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング」で、エイミー・シューマー演じるポッチャリ女子の吹き替えに挑戦していることがわかった。渡辺は本作で初めて、吹き替え版の主要キャストを務める。
物語の主人公は、容姿にコンプレックスがあり、何事にも積極的になれないレネー(シューマー)。ある日、自分を変えようと通い始めたジムで頭を打ち、気絶してしまう。目が覚め、絶世の美女に変身したと思いこむレネーは、自信に満ち溢れ、仕事も恋も絶好調になる。
主演を務めたシューマーは、「ありのままの自分の体型が大好き!」と公言し、「VOGUE」で表紙を飾るなど、アメリカを代表するコメディエンヌ。吹き替えを務める渡辺も、そのダイナミックかつキュートな存在感で人気を誇っており、この作品で日米コメディエンヌの豪華コラボレーションが実現した。かねてシューマーの大ファンだったという渡辺は、「エイミー・シューマーさんがとても面白い方なので、その笑いのニュアンスをどうやって表現するかを大事にしました」と尊敬をにじませた。
また、渡辺は吹き替えについて「朝から夜まで丁寧に丁寧に向き合って、日差しを浴びていなかったのでモグラみたいな気持ちでした」と濃密な製作期間を振り返り、「人生で初めて映画と向き合った」と明かした。「すっごく笑えて、レネーがプリティで面白くて、わたしも吹替中に何回も笑っちゃいました。見終わった後すごく前向きになって、いろんなことに挑戦したいと思える最高にハッピーになる映画です!」と作品をアピールした。
メガホンをとったのは、「25年目のキス」「そんな彼なら捨てちゃえば?」などで共同脚本を手掛けたアビー・コーン&マーク・シルバースタイン。「アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング」は、12月28日から東京・新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で公開。