「目的は、見る人を幸せにすること」M・ストリープ、「マンマ・ミーア!」10年ぶり続編に込めた愛
2018年8月23日 15:45

[映画.com ニュース] 母から娘、そのまた娘へと受け継がれていく愛と絆が、「ABBA」の名曲に乗せて描かれる大ヒットミュージカル映画「マンマ・ミーア」。その10年ぶりとなる続編「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」の公開が控えるなか、主演を務めるメリル・ストリープは「この映画の目的はただひとつ。見る人を幸せにすることだけよ。見事に目的を果たし、言い表せない喜びに満ちた作品に仕上がった。とにかく楽しい作品よ」と強い手応えを示している。
ストリープが演じるドナは、ホテルを切り盛りしながら、娘のソフィを育て上げたシングルマザーという役どころ。前作では結婚式を控えたソフィが、自分の“父親候補”であるドナの元恋人3人を結婚式に招いたせいで大騒動が巻き起こった。そして、続編「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」では1979年にさかのぼり、若き日のドナが、その3人と出会ったドラマが、前作には登場しなかったABBAの名曲も交えながら描かれる。
ソフィ役のアマンダ・セイフライドをはじめ、“父親候補”の3人を演じるピアース・ブロスナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド、ドナの親友を演じるクリスティーン・バランスキー、ジュリー・ウォルターズら、主要キャストも再集結した。
ストリープは「まるで故郷での同窓会だったわ。現場に行くと、全員が勢ぞろいしていた。みんな顔がキラキラと光り輝いていたわ。誰もが息を大きく吸い込んで、『私たちはどこに足を踏み入れたんだろう』と自問するけど、一度音楽が鳴り始めて、衣装に着替えたら……、すべてがうまくいくのよ!」と声を弾ませる。
一方、若き日のドナ役として、「マンマ・ミーア」の世界に仲間入りしたのが、実写版「シンデレラ」(2015)や「ベイビー・ドライバー」(17)で脚光を浴びたリリー・ジェームズだ。自分の“分身”ともいえる役どころをこなしたジェームズについて、ストリープは「彼女の声にはダンスをするようなエネルギーがある。ただ立って歌う人もいれば、足の裏から歌って天井を振動させる人もいるわ。彼女は本当にすばらしい。よくやったと思うわ」と賛辞を惜しまない。また、娘役で再共演するセイフライドには「作品に特別な魅力を与えてくれたわ。アマンダこそ、この作品にとって、鼓動のような存在よ」と全幅の信頼を寄せる。
「私自身、この映画を見終わって、気持ちがとても高揚した。ぜひ、私と同じくらい強い幸福感を皆さんにも味わってほしいわ。幸せを届けるということは、とてもすてきなこと。私たちも幸せを届けたい一心で、現場が一丸となって作品をつくりあげたの。見た人が幸せになってくれたら、それ以上の望みはないわ!」(ストリープ)
最後に、ドナの母であり、ソフィの祖母ルビーを演じるシェールとの共演について、こんなうれしい発言が。「彼女は女神だった。だから、私の母を彼女が演じるというのは衝撃的だったけど、会えて本当にうれしかった。私たちが共演するのは『シルクウッド』以来だから、もう30数年前のことね。また一緒だなんて! そして、これが最後ということはないわ」
「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」は、8月24日から全国公開。
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