米ワシントンはこんなに危ない町だった!? 「クリミナル・タウン」緊迫の本編映像
2018年8月15日 09:00
[映画.com ニュース] 「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルゴートと「キック・アス」のクロエ・グレース・モレッツが共演したクライムサスペンス「クリミナル・タウン」の本編映像が公開された。
米ワシントンD.C.に暮らす冴えない男子高校生アディソン(エルゴート)は、優等生だった親友ケヴィンが銃殺されながら、「不良の黒人少年がギャングの抗争に巻き込まれただけ」と早々に捜査が打ち切られたことに不信感を抱き、幼なじみのフィービー(モレッツ)とともに、独自に調査を開始する。やがて街全体が、事件の真相を握りつぶそうとしている疑惑が浮上する。
公開された本編映像の舞台は、さびれたバーの一角。アディソンはケヴィンを殺した犯人の情報を持っているという不良2人組と落ち合う。そこで見せられたのが、麻薬の錠剤が大量に入ったスポーツバッグだった。「お使いを頼む」「やってくれたら、犯人を知ってる男を教えてやる」と麻薬の“運び屋”を持ちかけられたアディソンは、「冗談だろ? やらないよ」といったんは断るものの、犯罪の手助けと引き換えに情報を得られる誘惑に揺らいでいく。両者のスリリングな駆け引きの行方が気になる内容だ。
原作は「ティーンエイジノワールとして、マーク・トウェインやJ.D.サリンジャーと並ぶ傑作」と絶賛された小説「NOVEMBER CRIMINALS」。「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」「ヒッチコック」などで知られる実力派サーシャ・ガバシ監督がメガホンをとり、「キャリー」(2013)以来となるエルゴートとモレッツの共演が実現した。
「クリミナル・タウン」は、8月25日から公開。