J・キャメロンが日本の漫画を実写化!「アリータ」を原作者・木城ゆきとはどう見た?
2018年8月10日 08:00

[映画.com ニュース] 日本のSFアクション漫画「銃夢(ガンム)」をジェームズ・キャメロンの製作&脚本、ロバート・ロドリゲスのメガホンで実写映画化する「アリータ バトル・エンジェル」の最新ビジュアルが解禁。原作者の木城ゆきと氏から「僕が見たかった映像だ」と絶賛のコメントも到着した。
記憶をなくした少女アリータが自らの戦闘能力に気づき、出生の秘密を探るとともに、腐敗した未来世界を変えようと戦う姿を描く本作。原作にほれこみ、15年以上も映画化を切望していたキャメロンは「原作の漫画は斬新で想像力に富み、最先端をいっている」と改めて、その魅力を熱弁している。主人公・アリータについては「目は巨大で、顔はハート型。ボディも漫画通りで、非の打ちどころがない」と明言。到着した最新ビジュアルからも見て取れるように、原作を再現したというリスペクトと同時に、現代だからこそ描ける表現に自信を示している。
一方、キャメロンから絶大なリスペクトを受けた木城氏は、最新の予告編を見て「最初は目が大きいので、びっくりしましたが、何シーンか見ているとすぐに気にならなくなり、水に沈む宇宙船を探検するシーンでの水に濡れたアリータは『かわいい!』と思うまでになりました。皆さんもすぐに好きになってくれると思います」と太鼓判を押す。
さらに、物語の舞台となる世界観の映像表現については「サイボーグボディの半透明描写や緻密なメカ、アイアン・シティのすさまじい情報量のロングショットなど、僕がマンガ原作やイラストで表現したくても、できなかったことを高度に描き出しているのを見て、僕が思ったことは『ありがとう! これが、僕が30年前に見たかった映像だ!』というのと、『映画表現がうらやましい!』ということです」と興奮しきり。キャメロンをはじめとするスタッフへの感謝と絶賛を惜しまない。
キャメロンが手がけた「タイタニック」「アバター」をしのぐ圧倒的な映像世界に期待がかかる超大作のメガホンを託されたロドリゲス監督は、「脚本を読んでアリータや、キャラクターたちへ親近感を覚え、全員に感情移入できた。絶対に忘れちゃいけないのは人間性だ」と重要なのは、あくまでキャラクターの感情だと分析する。
サラ・コナー(「ターミネーター」シリーズ)、リプリー(「エイリアン」シリーズ)といったキャメロン作品で躍動するヒロインを引き合いに、「ふたりが戦士として目覚めていくのに対して、アリータは最初から戦士で、逆に心を見つけ出す。ジェームズはそこに興味を持ったし、僕も同じだ」とアリータがもつキャラクターの魅力を語っている。
「アリータ バトル・エンジェル」は、12月21日から全国公開。

PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース






「罪人たち」あらすじ・概要・評論まとめ ~マイケル・B・ジョーダン×ライアン・クーグラー5度目タッグは全米大ヒット異色ホラー~【おすすめの注目映画】
2025年6月19日 10:00
映画.com注目特集をチェック

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

メガロポリス
【映画の“神”が186億円の自腹で製作した狂気の一作】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“体験”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

“生涯ベスト級”の声多数!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス