堺雅人「プーと大人になった僕」で吹き替え声優初挑戦! 成長したクリストファー・ロビン役
2018年8月7日 04:00
[映画.com ニュース] 俳優の堺雅人が、ディズニー映画「プーと大人になった僕」で吹き替え声優を務め、主人公である“大人になった”クリストファー・ロビンを演じることになった。堺が実写映画の吹き替えを担当するのは、今回が初めて。「いつか挑戦してみたいと思っていたので、オファーをいただき、とてもうれしかったです」と喜びを語っている。
世界的人気キャラクター「くまのプーさん」を実写映画化。結婚し、多忙な日々をおくる大人になったクリストファー・ロビンが、少年時代に「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」と約束を交わしたプーさんと再会し、新たな冒険に出かける。劇中でロビンを演じるのは、ユアン・マクレガー。「007 慰めの報酬」「ネバーランド」のマーク・フォースターがメガホンをとった。
今回のアフレコについて、堺は「ユアン・マクレガーさんという、素晴らしい俳優の声を担当できて光栄でした。(収録本番では)ユアンさんのお芝居に導かれるような感じで、とても楽しい作業でした」と回想。アニメーション作品の声優は経験があるが、「実写だと英語のお芝居に合わせるので、思ったまま演じると、平板になってしまうと(吹替版の演出家の)監督から指摘を受けました。そこがなかなか難しかったですね」と苦労を語った。
映画の中で冒険をともにするプーさんについては、「いろんなことを考えさせられます。『今日が一番大事』とか『今日が一番好き』とか、お坊さんのありがたい話を聞いているみたい。プーさんは侮れません。演じていて、考えさせられるセリフがいくつもありました」としみじみ。
“再会”が彼らの冒険のきっかけになっており、「子どもの相手をしていると、自分が小さい頃、何をして遊んでいたのか思い出すことが多くて。『こういうおもちゃ好きだったな』とか、『粘土遊び好きだったな』とか。そのようなことを思い出すと、自分の小さい頃と再会しているような不思議な気持ちになります」と幼少期に思いをはせた。
また、「自分が変わったと思うことはないんですが、今回、この作品の台本に、子どもがクレヨンでものすごい落書きをしてしまったんです。いつもだと怒ってしまうと思うんですが、今回、むしろうれしかった。ちょっと変わったのかもしれません」と家族をもってから、仕事の向き合い方が変わったとも語った。
「プーと大人になった僕」は、9月14日から全国公開。
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